2013年1月2日水曜日

里芋はマレーが原産だった。


 元旦の朝は、予定どおり初詣に行って来た。10時頃着いたが、もう既に駐車場は8割が埋まっていた。お寺周辺は線香の臭いが充満していて、中華系で一杯だ。
 
 本尊は、2階にある。中華系のお祈りは殺気立っていたが、信仰に対するスタンスが日本人とは違うのだろう。私は予定どおり 「今年はよいことがありますように」と、お願いしてきたが、英語か中国語でやった方が良かったかな?

 ところで、英語で 「今年はよいことがありますように」って、なんて言うだろうね?「ありますように」は希望するんだから「I hope」で、次ぎにどんなことを希望するのか接続詞「that」でつないで、以下、希望の内容を主語、述語、目的語の順で加えていけば表現できるかな?

 おっと、その前に、時制は未来形だから「will」を使って、「いいこと」は、「good things」と複数形にして(単数形ではいいことは1回だけだ)、「いいことが起こる」と英語的に考えて「happen」を使う。

 誰に起こればいいかというと「自分」だから「to me」と言う順番で考えていくと、英文は

    I hope that good things will happen to me 
「私は、良いことが私に起こるだろうと言うことを望む」

となったが、これでいいんだろうか?まあ、マレーシアは、英語に関してもゆる~いので、お寺のご本尊も、これで許してくれるだろう。

 でも、、まあ、こんな思考回路でしか英文を組み立てられないので、いつまで経っても、SMSでは意思疎通ができるが、会話ではできないんだろうな~と感じる。

 先日のクレジットカードの二重請求のコンプレインでも、SMSで話ができたら、どんなに楽かな~と感じたが、まさか、1メートル離れた相手とSMSと言うのも・・・・・。なんか変。




 日本なら、正月気分も三が日まで持続するが、マレーシアでは元旦のみだ。それでも31日は細君とおせち料理作りに励んだので、いくらか年末気分を味わうことができた。

 細君の担当は煮しめだったが、煮しめに入れる里芋がISETANで買うことができなかった。ちなみに北海道では煮しめは「うま煮」と呼んでいる。

 あ~あ、里芋の入ってないうま煮なんて、森永乳業の昔のCMのフレーズ 「クリープの入ってないコーヒーなんて」と同じだ。

 ここはマレーシア。ないものはない。と、諦めていたが、タマンデサのスリコタで 「こんなところにあるわけないよな~~」と、野菜売り場を覗いたら、あった!


 値札には「BABY YAM」と印字されている。「YAM」は、マレー語で「山芋」だ。半信半疑で購入したが、皮を剥いたら正真正銘の里芋だった。

 いつも、このBABY YAMの10倍位でかいのが売られているのは知っていたが、あれも里芋だったのね。

 皮を剥いたのは私だが、剥き終わった直後から、激しい痒みに襲われた。なんてたって、生まれて初めて里芋の皮を剥いたのだから、痒くなるとは知らなかった。

 ネットで検索すると、この痒みの原因は、シュウ酸カルシウムと言うことだ。芋にシュウ酸カルシウムが結晶化していて、外圧が加わると崩壊して、結晶構造が針状になる。それが皮膚に刺さるらしい。

 なるほどね。それと里芋は、マレーが原産だそうだ。そうとは知らず、ISETANで探してたなんて、バカみたい。