2014年3月4日火曜日

ロングスティヤーに訪れる最初の壁

 今朝の天候は晴れ。外気温28.0℃。昨日の午前中は、大気汚染が酷かった。お隣のダヤンブンティン島もうっすらと島影が見えるだけだ。1Km先がガスっていて煙幕が張られた感じ。またスマトラ島の噴煙だろうか?それともヘイズだろうか?

 昨日の散歩中、珍しいものを発見した。こんなにたくさん生えているなんて信じられない!それは何かというと、バナナ!

 多分、一枝に500本以上のバナナが生えている。こんなの見たことがない。通常は一枝に5房位じゃなかろうか?これは50房以上ある。

 この全てが成長するとは思えないが、それにしても、どうやったらこんなに生えるの?



 さて、日本人がマレーシアで嫌悪感を抱く点と言えば、路上のゴミと側溝からの異臭だろう。ロングスティを続ける上で、これが最初に訪れる壁だ。

 この壁を乗り越えることができるかどうかで、明暗が分かれる様な気がする。

 ゴミは、田舎へ行くほど酷い。カンポンでは、自宅周辺がゴミ捨て場と化しているお宅が多いし、道路脇もゴミだらけだ。

 どうしてゴミ集積場までゴミを持っていかないのか?不思議だが、これが習慣となっているし、小さいころからそう言う環境で育っているので、違和感がないのだろう。

 KLやペナン島そしてここランカウイ島でも、道路を清掃する人達がいる。多分、道路を管理する市などが雇用していると思われるが、この人達って道路以外清掃をしない。

写真左側の人達が清掃係

 だから道路用地から外れた空き地はゴミだらけだ。これは推測だが、この道路脇のゴミって、元々は道路に捨てられたゴミが風で飛ばされて散乱したものと思われる。


 だから、道路を清掃するついでにそちらのゴミも片づければ街が綺麗になって、住民も観光客も喜ぶはずなのに、そこまでしない。

 雇用する側が、そのように指導すればいいのだが、その雇用者自身がそう言う意識が希薄だから、マレーシアのどこの地域でもゴミだらけ・・・・・。

 まあ、ゴミをどこでも捨てるマナーの悪さも原因だが、せめて清掃位して欲しい。

 それと、道路側溝からの異臭は、今でも気分が悪くなるほど酷い臭気だ。特にレストラン街やホーカーがある付近は更に酷い。

 これから食事をしようと言うのに、この臭いを嗅がされては、堪ったものではない。

 異臭は腐敗臭だ。多分、レストランやホーカーで食器を洗った際に、食べ残しをそのまま排水と一緒に流してしまうのが原因だと思う。

 それが腐敗してさらにヘドロとなって側溝に沈殿して、一年中臭う。おまけに蓋がないのでなおさら臭い。

 レストラン側も時々側溝のドブさらいでもすればいいのだが、こちらもゴミ同様、意識が低い。ヒョッとしたら、あの臭いをくさいと感じていないかも知れない・・・・。

 このゴミとヘドロ臭は、いつになったら改善されるのだろう?多分、永遠に改善はないのかも知れない。

 ゴミとヘドロ。まだある。警官だ。じゃなくて景観にも問題がある。

 先進国では、都市景観は重要視される。そのための法律も各国それぞれで施行されている。マレーシアに同様の法律が整備されているのか知らないが、せめて建物の外壁のペンキ塗りを10年に一度位はさせるべきだ。

 物によっては、建設以来一度も塗装をしたことがないんじゃないの?と言う物件まである。と言うか、そう言う建物が多い。

 壁は黒カビで真っ黒だ。人がいなければまるで廃墟。こんな街には魅力はないし、誰も住みたいとは思わない。そこにいるだけで陰鬱な気分に支配されてしまう。

 このゴミと臭気と景観の最初の壁を乗り越えることができれば、ロングスティ初心者は第1関門を突破したこととなる。

 第2関門については、いずれ投稿しよう・・・・。

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