2014年10月29日水曜日

イッテェ~~~

 今朝の天候は曇り。外気温26.8℃。そろそろ、乾期入りも近いかな~と、拙ブログで書いていたが、今年はちょっと遅れて12月頃ではないか?と言うことだそうだ。


 昨日は、先日購入したヨーズリのシンキングミノーの実釣のため、昼前に我が家を出発した。天気予報では、北東の風、時速5キロとなっている。

 日本の風速の表示は秒速なので、時速5キロと言われても・・・・・・ピント来ないが、歩く速度が時速が4キロなので、まあ、無風に近いと言うことか?

 でも、ずぼらなようで、意外と神経質だと言われる私としては、一応計算するのだ。

 え~と・・・。

 5000m÷3600秒=1.4m

 風速1.4mなら、無風も同じだ。

 で、現地の海況は?

 ちょっと違う・・・・。南西の風、風速5m。と言ったところか?海面は、小波が立っているがうねりもなく、最高のカヤック日和だ!

 だが・・・・。

 グヌンラヤ周辺の空では黒雲が垂れ込め、傍目にもスコールの嵐だ!

 でも、雲の流れはキリム方向なので、待てど暮らせど当方にやってこない。バラバラと降って雨雲が通り過ぎてくれれば、心置きなく沖に漕ぎ出せるというものだが、そうなってくれない。

 「蛇の生殺し」状態だ。

 暇なので、海岸をウロウロしていると、何故か?足がつった・・・・。

 これって、沖に出るな~。と言う警告か?

 昔から霊感は強い・・・・。

 幽霊も何度か見ている・・・・・。し、そのほかに霊体験も数知れず・・・・。

 で、撤収を開始した。

 トローリング用のルアーをクーラーボックスに放り込んで、もう1本のロッドにつないでいたヨーズリのシンキングミノーを外して、同様にクーラーボックスに放り込んだ!!

 と、その瞬間、左手の薬指に激痛が走った。

 あ~あ。またやった・・・・・・。

 釣り人生で、これで二度目だ。

 指先に釣り針が刺さったのだ~・・・・。

病院の処置室にて撮影

前回は、比較的浅かったので氷で神経を麻痺させた後、針先を肉に押し込んで針先を皮膚表面に出して、返しを切断してから自力で引っこ抜いた。

 が、今回は、刺さった角度や深さから、その手法は使えない。なので、現場で引っこ抜こうと頑張ったが・・・・・。気絶しそうな位、痛い。

 こりゃあ、自力では無理だ・・・・。

 ルアーを指に垂らしたまま、近くのお友達宅にヘルプー!!

 そのまま、病院に連れていかれた。

 釣り針が指に刺さった時点で覚悟はしていた。麻酔なしでペンチで引っこ抜かれるということを・・・・。

 付き添いは、私の英語の先生。マレー語も堪能なので、受付から処置に至るまで通訳していただいた。

 最初は、冷却スプレーで患部を冷やして麻痺させて、ペンチで引っ張ったが・・・。2ミリほど抜いた時点でギブアップ。イッテ~

 返しが抜けるまで、あと5ミリ・・・・。

 これ以上は、痛みに耐えられない。対応した看護士さんも「どうしようか?先輩に相談しよう」とか言っている・・・・。

 そして、抜かないで押し出そうと提案するが、それは上記写真を見てもらえれば分かるが・・・・。針先は、絶対に出ない。

 どうしよう・・・・。

 私としては、無痛で針を抜き出せればそれでいいのだ。

 なので、「局部麻酔をかけて、抜いてくれ」と私から提案した。

 すると、英語の先生が指の付け根を指さして、「ここに注射を打つ」と通訳してくれる・・・・・。

 まあ、仕方ない。痛そうだがこれも試練だ。

 でも、確か、先生のジェスチャーでは、2カ所だったが・・・3カ所も注射針を刺された・・・・。

 久しぶりに、歯を食いしばった。

 3カ所打ち終わったが、なかなか無痛状態にならない。看護士も注射針の先で指の皮膚表面をなぞったりするが、その感覚充分。

 きかね~ぞ~。

 と、思っていると指の根本から感覚が消え始めた。刺さっている釣り針を引っ張っても、痛くない。

 で、「抜いてくれ~」と、看護士に頼んだが、ビビって抜けない。

 なので自分で引っこ抜いた。

 スッキリした~。

 今回は、足がつったり、ルアーが刺さったりと、私を沖に出さないように引き留められた気がしてならない。

 何事もなく出ていたら、雷の直撃でも受けてたのかな~・・・・・・・・??

 それと今回、お魚ちゃんの痛さが分かったので、全ての釣り針をバーブレスフック(返しのない釣り針)に変更しようと思う。

 これなら、もし、沖で釣り針が指に刺さっても、パドルを漕いで寄港できるし、リリースする魚へのダメージも少ない。

 そうだそれがいい・・・・・。
 

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