朝起きると、窓越しに写った車のフロントガラスが白い。
ひょっとして、雪積もったか?
窓を開けてみると、フロントガラスの半分ほどが雪に埋まっている。
どうやら、早朝に降ったようだ。
朝ご飯を食べていると、霙が降りだして、それは雪に変わった。
はあ~・・・・。
とうとう、冬だ・・・・・。
マレーシア在住時は、あれほど嫌だった雪が懐かしくさえ思えたが、やっぱり、嫌だな~・・・・・。
仕事で峠越えをするので、もう既に車の装備は冬バージョン。
取りあえず、スタットレスタイヤと冬用のワイパーに取り替えたが、更に冬が深まると、脱出用のヘルパーと牽引ロープ、スコップは必需品だ!
それと、遭難したときのために冬用の寝袋と乾パン、スノーシューなど追加されることとなる。
ちと、大袈裟でないの?
と、思われるかもしれないが、猛吹雪で峠に閉じ込められたら、これでも最低限の装備なのだ!
最悪、一夜を峠で車内泊することも想定している。
なので、いつも燃料は小まめに給油している。
燃料が切れたら、凍死。と言うことも十分あり得るのが、北海道なのだ。
そうそう、車内泊で気をつけたいのが、一酸化炭素中毒!
車が雪に埋もれると、排気ガスが車の下に充満することがあるし、埋もれてなくても、風向きで排気ガスが車内に流れ込んで来て中毒死することもある。
これを防ぐには、車周辺の除雪と、車を常に風上に向けること。だが、もし眠ってしまったら目が覚めるとそこは天国だった。と言うこともあり得るから怖い・・・・。