2015年5月29日金曜日

マレーシアの住宅が煉瓦造りなのはシロアリ対策のため?

 今朝の天候は晴れ。外気温28.7℃。昨日は曇り時々雨。今朝は晴れているが、どこからか?雷鳴が聞こえる。


 イーグルベイホテル付近の元バス停で、60歳代のマレー系男性が新聞を売っていた。が、最近、店を畳んでどこかに移転してしまった。

 マレーシアでは、車の停車スペースのある道路脇で新聞屋を開いていることが多い。屋根なし。壁なし。折りたたみ式のテーブル1脚を開いて、どんと新聞を堆く積んでいる。

 テーブル1脚で商売ができるんだから、新聞売りも悪くないな~。

 でも、屋根なしじゃあ、乾期はいいが、雨期は大変だ。

 ランカウイ島の元バス停は、資材を保管できるようにシャッター付きの倉庫がある。多分、バス停としての役割が終わった後に、改築されたものと思う。

 屋根付き、倉庫付き、ベンチありの好物件から、何故?マレーのおっさんは移転したのか?

 先日、その理由が判明した。

 下記画像を見て頂きたい。立ち入り禁止のテープが張られている。そして、何だか?建物が傾いているような・・・・・。


 そうなのだ。写真左端の柱が、折れ掛かっている。建物の中に入って確認してみると、あらら・・・柱がシロアリに食い尽くされてスポンジ状態だ。

 そして、ちょうど対角線側の柱もやられている。


 シロアリを探してみたが、駆除された後なのだろう。1匹も確認できなかった。

 昔、日本人が一時帰国してマレーシアに戻ってみると、家具がシロアリに食い尽くされて跡形もなく消えていた。と言う話を聞いたことがある。

 シロアリは、熱帯から亜寒帯まで陸上のほとんどの地域に分布する。が、熱帯には種類が多いそうだ。

 もし、マレーシアの住宅が日本のように木造建築だったら、あっという間にシロアリの餌食されて、倒壊するんだろうな~。

 まあ、そう言うこともあってマレーシアの一般住宅は煉瓦造りなのかも知れない。

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