いつもの定点撮影
昨夕、短時間の雨が降った。雨が降ると森の上空ではツバメが捕食のため活発に飛び回る。森に隠れていた虫たちが、雨に驚いて飛び立ったところを捕まえるのだろう。
そんな様子を窓越に見ていると、上空で稲妻が光った。特に稲妻は珍しいことではないが、昨夕のそれは、鉛直方向ではなく、水平方向に走った。
そんな現象ってあるんだろうか?
ネットによると、雲から雲へ稲妻が走ることがあるそうだ。そう言えば、昨夕は空の南側と北側に雷雲があって、その間に空いた青空に稲妻が走った。
そうそう、稲妻で思い出したが、ランカウイ島の雷はKLやペナン島に比べて格段に少ない。KLやペナン島ではスコール時に激しい雷鳴と稲妻が常だが、こちらではさほどでもない。
その原因は、何なんでしょう?
ランカウイ島とKLやペナン島の違いは、光化学スモッグがないことだ。雨は核となる物質がないと出来ないらしい。
と言うことは、空気が綺麗すぎると雨雲は発達しない?そして、稲妻は上空の雨が凍った結晶同士が激しく摩擦して発生するらしいが、詳細なメカニズムは判明していない。
私が思うに、ランカウイ島で雷が少ないのは、空気が綺麗な証拠ではないだろうか?
昨日は、オーキッドでランチ後、ランカウイパレードのビリオンで買い物をした。
野菜類は量り売りなので、ビニール袋に大根を詰めてチェックカウンターに向かうと、何やらカウンター上が野菜でごった返している。
一人のマレー人女性が大量の野菜を購入して、それをカウンターに持ち込んだのだ。従業員が必死に計量しているが、遅々として進まない。一人また一人と計量待ちのお客が列に加わる。
列に加わったお客の顔を盗み見すると、皆、その大量の野菜に途方に暮れている。いつになったら自分の番が回ってくるのだろう?と言った表情がありありだ。
そのうち、並んでいるお客が咳を始めた。あっちでもこっちでも、計量している従業員も涙目だ。私も、急に鼻がムズムズしてクシャミが出た。
原因は、そのマレー人女性がカウンターの後ろで購入した赤唐辛子だ!半端な量ではない。直径50cm、長さ80cm大のビニール袋満杯に唐辛子を入れている。
多分、飲食業をしているのだろうが、マレー人って、あんなに唐辛子を食うのだな~。だからマレー料理は苦手だ~。