右下の白い建物はFMランカウイの入居するビル（今朝撮影）
ここ最近のことだと思うが、ランカウイ島の北部タンジュンルー地区では。大雨と激しい雷で電話回線がやられてしまい、しばらくの間、電話が不通だったそうだ。
ランカウイ島は北部から天候が変わることが多い。北からやって来た雨雲は標高７８７ｍのグヌンラヤに衝突して北部で雨を降らす。
なので、クアタウンにはその残りが降るので、タンジュンルーほど、雨は多くない。
数日前に、ランカウイ島のスナックバーで手入れがあって、不法就労のタイ人女性を含む経営者など数人が拘束されたそうだ。
そう言えば、１週間ほど前も鉄格子の入った護送車に男女１０人位が乗せられているのを目撃した。
ランカウイ島のポリスも真面目仕事やってるんだな～。
ところで、マレーシアの外国人労働者には、２つのタイプがある。
- 就労ビザを取得している者
- エンターテイメントビザで就労している者
だ。
就労ビザは通常、働いている企業が取得する。その際のパーミット料は、一人あたり５，０００ＲＭがかかる。（袖の下を含む）
５，０００ＲＭは、毎月の給料から２００ＲＭ位が天引きされ、２年間で完済するそうだ。マレーシアの最低賃金が９００ＲＭなので、毎月２００ＲＭ差し引かれると手取りは７００ＲＭ・・・・。
日本の金銭感覚だと約７万円。やっぱり安いな～。
まあ、これは上記２番に比べるとまだマシな方だ。
２番は、不法就労だ。パーミットは取得してない。
レストランなど飲食店では、こういう不法就労者が多いらしい。
給料は４００～５００ＲＭ。と安いが、住宅や電気水道代などは雇い主もちだし、食事もレストランのまかない飯を食べていれば、食費も浮く。
彼らは普通、給料の半分を国の家族に送るそうだ・・・・。
と言うことは２００～２５０ＲＭが自分の小遣いだから、そんなに悪くない。
スリランカでは、５０～１００ＲＭ位が平均的な毎月の収入だそうだ。
なので、２００～２５０ＲＭもマレーシアから送金してもらったら、すぐに家が建つ。
それにしても、東南アジアも南アジアも貧しいな～・・・・。
