2016年3月6日日曜日

マレーシアの教育制度って複雑だな~

 今朝の天候は快晴。外気温29.2℃。昨日も晴れ。昨夜の室内気温は32.2℃


 昨日、細君の顔の湿疹について投稿したが、今朝、お友達から電話があって「それは化粧品負けじゃないの?頬骨に出てない?」と言う。

 お友達も昔、同じような症状になったそうだ。

 そう言われると、1年以上前から「化粧水が合わない。顔が痒い」とか言っていたな。

 試しに、本日から化粧水を止めることにして、AUTO CITYのクリニック行きは延期しようと思う。

 これで改善に向かえば、化粧品負けと言うことだな。

  


 3日ほど前のこと・・・・。

 テレビのニュースでは「STPM」と言う単語がしきりに飛び出す。

 マレーシア各地で高校生位の生徒が、偉そうな方から表彰される映像が流され、泣いている親もいる。


 STPMってなんだ~?

 マレーシアでは今、何が起こってるんだ~。

 と言うことでネット検索してみた。

 

 すると、「STPM」とは、Sijil Tinggi Persekolahan Malaysiaの略で、マレーシア高等教育修了証明試験のことだそうだ。

 マレーシアの教育制度は複雑だと聞いたことがある。一度、英語の先生から教えてもらったことがあるが、複雑すぎて理解できなかった。

 が、ここに制度の概略図があるので、下記に掲載しよう。

 これは、初等教育だ。

 

 7歳から6年間就学することは日本と同じだ。が、6年生の終わりに、 UPSR (Ujian Penilaian Sekolah Rendah)と言う、初等教育成績評価試験を受験する。

 成績の良い生徒は、全寮制の中等学校に選抜されて、 遠隔地および低所得世帯の生徒には優先権が与えられる。

 まあ、ここまでは分かり易い。

 で、中等教育(前期3年・後期2年)、中等後教育、高等教育の説明に入るが、概略図は下記のとおり。



 中等教育は、前期の3年間でPMR (Penilaian Menengah Rendah)と言う前期中等教育成績評価を受験して、その成績評価によって
  1. 普通教育学校
  2. 技術教育学校
  3. 職業教育学校
のいずれかに、選別される。これは後期中等教育で期間は2年間だ。

 で、また2年目の終わりにSPM (Sijil Pelajaran Malaysia)と言うマレーシア教育修了証明試験または職業教育課程はSPM-V (Sijil Pelajaran Malaysia - Vokasional)と言うマレーシア職業教育修了証明試験を受験する。

 で、この先が中等後教育だが、その中にシックスフォームと言う課程がある。この過程で STPM (Sijil Tinggi Persekolahan Malaysia)と言うマレーシア高等教育修了証明試験を受けて、地元の大学や高等教育機関の入学資格証明を得ることができる。

 と、ここまで概略を書いたが、これから先、興味のある方はこちらを閲覧してほしい。


 多分、この教育制度は旧宗主国のイギリスを真似たものだと思うけど、それにしても、マレーシアの子供たちも勉強が大変そうだ。

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