2018年6月8日金曜日

毎日、葛藤しています

 今朝の天候は曇り。外気温27.8℃。昨日は晴れ。昨夜の室内気温は30.5℃。



 6月4日夕方のことです。

 外で猫が喧嘩を始めました。

 当然「マル兄」と誰か?なんですが、いつもの喧嘩相手の「トラ」は、右手を負傷して我が家で保護しています。(多分、マル兄にやられた)

 取り合えず、箒を持ってアパート4階踊り場から外から見ると、見知らぬ子猫にマル兄が馬乗りになって攻撃しています。

 子猫が「ギャ~~ギャ~」と、泣き叫んでいます。

 先月も子猫がマル兄にかみ殺されていますので、慌てて、階段を駆け下ります。

 私が到着するまでの間、細君がアパート4階から怒鳴りつけます。

 そうだ!

 書き忘れていましたが。マル兄は怪我がほぼ治ったので、我が家から「解放」していましたが、実は、細君の腕を引っ掻いたので「放り出された」と言った方が正確かもしれません。



 細君の怒号が効いたのか?

 私の殺気に気づいたか?

 私が到着前に、マル兄が子猫から離れて、逃げ出しました。

 子猫を取り上げると、ウンコを漏らしていますし、体のあちこちから出血しています。

 我が家に連れ帰って、体を洗って傷口に抗生物質を塗ってやりますが、どうも様子が変?

 両方の後ろ足が、動きません・・・・・。

 下半身麻痺!!
 

 生まれつきかな?

 それとも、噛まれたためかな?

 取り合えず、その夜はケージで寝かせました。

 翌朝・・・・・。

 ケージを見ると、おしっことウンコを漏らして、糞まみれ・・・・。

 はあ~~・・・・まいった・・・・。


 で、その日の午前中にチェナン動物病院を受診しました。

 ドクターによると、脊髄神経をやられたことが下半身麻痺の原因だと思う。とのことです。

 そう言えば、体を洗った際、背骨付近から出血していた・・・・・。

 マル兄に脊髄を噛まれたか?

 どうしよう・・・・。

 下半身不随では、自力でトイレを出入りできません・・・・・。

 「安楽死」させようか・・・・・。

 いやいや、まだ、回復する可能性だって捨てきれない。

 ドクターから薬を処方されましたが、その中に「神経」と書かれた薬がありますが、神経を再生させる特効薬は開発されていないはずです。

 ネット検索すると、多分「ビタミンB12」だと思われます。

 取り合えず、5日間分が処方されたので、経過観察するしかありません・・・・。



 その翌朝、ペットシートに少量の排尿がありましたが、これを最後に丸1日、排尿がありません。

 お腹が苦しそうです。

 ネット検索すると、猫は2日間排尿しないと死ぬそうです。

 自力で排尿できない猫には「圧迫排尿」と言う方法があるそうですが、やったことがないので、私には無理です。

 で、昨日朝一番に再度受診。

 ドクターに圧迫排尿のやり方を教えてもらって、昨夜、トライ・・・・。

 見事、15ccの排尿に成功!!
 
 今朝は、ウンコも出てくれました!!

 
 麻痺している両足ですが、少し回復してきているように思います。

 まだまだ、自力歩行はできませんが、感覚はあるようです。

 今朝も、引きずっている足を、自力で前に引き出すことが出来ました。

 どこまで回復するか?

 完全回復は無理でも、歩いて自力排泄できるようになって欲しい。と、切に願っています。

 神経薬は、最初5日間処方されましたが、その後再度5日分処方します。と、ドクターが言っているので、10日間で少しでも立てるようになってくれれば、今後に期待を持てます。

 歩けない。

 自力排泄できない。

 と言う状態で生きていることが果たして、幸福なのか?

 いっその事、安楽死させた方が、子猫にとって幸せかもしれない?

 毎日、このことで葛藤しています・・・・。