6月4日夕方のことです。
外で猫が喧嘩を始めました。
当然「マル兄」と誰か?なんですが、いつもの喧嘩相手の「トラ」は、右手を負傷して我が家で保護しています。(多分、マル兄にやられた)
取り合えず、箒を持ってアパート4階踊り場から外から見ると、見知らぬ子猫にマル兄が馬乗りになって攻撃しています。
子猫が「ギャ~~ギャ~」と、泣き叫んでいます。
先月も子猫がマル兄にかみ殺されていますので、慌てて、階段を駆け下ります。
私が到着するまでの間、細君がアパート4階から怒鳴りつけます。
そうだ!
書き忘れていましたが。マル兄は怪我がほぼ治ったので、我が家から「解放」していましたが、実は、細君の腕を引っ掻いたので「放り出された」と言った方が正確かもしれません。
細君の怒号が効いたのか?
私の殺気に気づいたか?
私が到着前に、マル兄が子猫から離れて、逃げ出しました。
子猫を取り上げると、ウンコを漏らしていますし、体のあちこちから出血しています。
我が家に連れ帰って、体を洗って傷口に抗生物質を塗ってやりますが、どうも様子が変?
両方の後ろ足が、動きません・・・・・。
下半身麻痺!!
生まれつきかな?
それとも、噛まれたためかな?
取り合えず、その夜はケージで寝かせました。
翌朝・・・・・。
ケージを見ると、おしっことウンコを漏らして、糞まみれ・・・・。
はあ~~・・・・まいった・・・・。
で、その日の午前中にチェナン動物病院を受診しました。
ドクターによると、脊髄神経をやられたことが下半身麻痺の原因だと思う。とのことです。
そう言えば、体を洗った際、背骨付近から出血していた・・・・・。
マル兄に脊髄を噛まれたか?
どうしよう・・・・。
下半身不随では、自力でトイレを出入りできません・・・・・。
「安楽死」させようか・・・・・。
いやいや、まだ、回復する可能性だって捨てきれない。
ドクターから薬を処方されましたが、その中に「神経」と書かれた薬がありますが、神経を再生させる特効薬は開発されていないはずです。
ネット検索すると、多分「ビタミンB12」だと思われます。
取り合えず、5日間分が処方されたので、経過観察するしかありません・・・・。
その翌朝、ペットシートに少量の排尿がありましたが、これを最後に丸1日、排尿がありません。
お腹が苦しそうです。
ネット検索すると、猫は2日間排尿しないと死ぬそうです。
自力で排尿できない猫には「圧迫排尿」と言う方法があるそうですが、やったことがないので、私には無理です。
で、昨日朝一番に再度受診。
ドクターに圧迫排尿のやり方を教えてもらって、昨夜、トライ・・・・。
見事、15ccの排尿に成功!!
今朝は、ウンコも出てくれました!!
麻痺している両足ですが、少し回復してきているように思います。
まだまだ、自力歩行はできませんが、感覚はあるようです。
今朝も、引きずっている足を、自力で前に引き出すことが出来ました。
どこまで回復するか?
完全回復は無理でも、歩いて自力排泄できるようになって欲しい。と、切に願っています。
神経薬は、最初5日間処方されましたが、その後再度5日分処方します。と、ドクターが言っているので、10日間で少しでも立てるようになってくれれば、今後に期待を持てます。
歩けない。
自力排泄できない。
と言う状態で生きていることが果たして、幸福なのか?
いっその事、安楽死させた方が、子猫にとって幸せかもしれない?
毎日、このことで葛藤しています・・・・。