4日前から子犬2頭が、我がアパート周辺で目撃されていた。
多分、近所で生まれて、子離れして間もない子犬たちだ。
住処が定まってなくて、ウロウロしている。
マレー系マレー人にとっては、犬は不浄の生き物らしいので、犬もこの国で生きていくには大変だ。
4日前も、通りかかったマレー人に子犬がステッキで叩かれ、「キャンキャンキャン」と、鳴いていた・・・・・。
可愛そうに・・・・。
何も悪いことをしてないのに・・・・・。
その子犬2頭が、3日前から我がアパート内で暮らすようになった。
住まいは、車の下・・・・・。
3日前の夜は警備員に見つかって、また、叩かれていた・・・・。
で、一昨日・・・。
「キャンキャンキャンキャンキャンキャン~~~」と、凄い鳴き声・・・・・。
慌てて外を確認すると、1頭が発進した車に轢かれたようだ。
びっこを引きながら逃げて行く。
ケージを持って、救助に向かう。
丁度、駐車場前の茂みに隠れていたので、「大丈夫か?」と、声を掛けると、目が「助けてくれ!おっちゃん!」と、訴えている。
人懐っこい目をしている。
そっと、手を伸ばすと、案外、簡単に確保!!
チェナン動物病院で診察したけど、怪我はしてない。とのこと。
えかった~~~。
多分、手のどこかを轢かれたようだが、打撲も骨折もしなかったようだ。
さて、これからどうしよう?
このまま我がアパートで暮らすことはできない。
今度は本当に轢き殺されるかもしれないし、毎日毎日、叩かれては子犬たちが可哀そうだ。
ここは「レストラン123」のマギーさんに助けてもらおう。
で、こうなった。
生後4か月くらいらしい。
まだ、里親は見つからず。
帰国までこの状態だと、このまま鎖を外して放すしかない・・・・。
悲しいけど、仕方ない・・・・。