2018年9月7日金曜日

北海道に帰ろうか?その⑳

 今朝の天候は雨のち曇り。外気温26.7℃。昨日は晴れ時々雨。昨夜の室内気温は27.5℃。



 北海道に帰ろうか?の続き。

 もう読者の方は、察しがついていると思うけど、「完全撤退」のその日は、近い。

 近いと言っても、早く帰国したい私たちにとっては、待ち遠しくて、待ち遠しくて、永遠の長さに思える。

 なので、「まだ先のこと」と言う表現で、書いていた。

 実は、撤退のその日は、来年の4月を予定している。

 猫の狂犬病予防接種は、既に2回目が終わって、現在、日本の「一般財団法人生物科学安全研究所」に抗体検査のため血液を送付している。

 あとは、結果待ちで、規定値以上の抗体が検出されれば、残るは輸出許可証と健康証明書を取得するだけだ。

 これは、エージェントに代行してもらうこととなっているので、猫の輸入に関する手続きついては、ほぼ終わったようなものだ。


 ところで、血液採取は、大変だった。

 猫の数が多いので、3日間病院に通った。

 本当は、2日間を予定していたが、2日目の夜、細君と「無事終わってよかったね」などとホッとした心持ちでいると、ドクターからSMS着信・・・・。

 「ピー」「ミー」「ダン」「カギ」の4匹の血清がピンク色に濁ってしまったので、再度、採取したい。とのこと・・・・。

 え~~!!

 血液採取は、喉付近の毛を剃って、太い注射針を静脈に刺して採取する。

 順調に採取できれば、5分前後で終わるが、血液の出が悪いときは20分ほどかかる。

 その間、猫はギャアギャア鳴きっぱなし・・・・。

 声を聞いているだけで、心配になってくる。

 あれを、再度・・・・。

 仕方ない・・・・。

 で、2回目の採取が終わって、夜、ドクターからのSMSを待っていたが着信なし。

 と言うことは、無事、採取できた。と言うことだ。

 えがった~~~。

 翌日は、別な件で動物病院を訪問。

 用事が終わって帰ろうとすると、ドクターが「ちょっと待っていてください」とのこと・・・・。

 嫌な予感・・・。

 ドクターが冷蔵庫からこれを出してきた。


 2回目も、この様に濁ってしまった・・・・。

 もし、3回目を採血しても同じことになるかもしれない?

 どうしよう・・・・・・。

 ちなみに研究所で必要な血液の成分は血清で、こんなに濁ってしまっては、検査できるのか?できないのか?

 送付した後で、検査できないので、もう一度送るとなると送料も馬鹿にならない。

 ここは、直接研究所に確認したほうがいい。

 お昼休みだったが、名前を告げると覚えていてくれた。

 検査料に19万円以上支払う個人は、滅多にいないのだろう。

 事情を説明すると、あっさり「大丈夫ですよ」とのこと。

 ほっ!!

 血清が濁ったのは、猫が採血の際、暴れたために赤血球が破壊されたことが原因で、検査に支障ない。と言うことだ。

 猫の輸入手続準備が終われば、あとは、

  1. カヤックの売却
  2. 家具の売却
  3. 室内の補修
  4. MM2Hとビザの解約
  5. 電気の解約
  6. 航空チケット購入
  7. CARGOの予約
  8. KLと成田(羽田)のホテル予約
  9. レンタカー予約
ってところが、撤退直前にやらなければならない。

 こりゃあ、忙しくなりそうだ!!