ここ数日間のランカウイ島の天候はパッとしない。カラッと晴れない。晴れても長続きしない。I女史によると、雨季と乾季の変わり目は、こんな天候が続くそうだ。
一応来月から乾期と言うことだ。毎年のことだが、気がつくと「あら~もう乾期に入っている」と言う具合で、入り口の認識がいつもない。
さて、先日保護した黒猫のビンカ(こういう名前にした)だが、傷口が順調に回復しているし、体力も日々増進中だ。
最近、特に治りかけで痒いのだろう。しきりに顎を掻いている。
今朝は、エリザベスを回避して、後ろ足でかさぶたを剥がしてしまった。あ~あ、せっかく良くなっていたのに・・・・・。
本日のメイン記事に入ろう。
今年の3月のことだ。現在住んでいるアパートの下見に来た。その時、裏山の工事をやっていた。
何の工事かというと、土砂崩れを堰き止めるための土留めの工事だった。その数ヶ月前に裏山が土砂崩れを起こし、アパート1階が埋まったそうだ。
人的、物的被害はなかったそうだが、今でも土砂崩れ直下のユニットは州から使用禁止命令が出され、入居者はいない。
私達が引っ越して来る直前に、土留めの工事が完了した。
だが、数ヶ月後にはその土留めも土砂で押し倒され、埋まっていた・・・・・。
現在は、崖にテントが被せられている。まあ、気休め程度の効果しかないと思うが・・・・。
数日前、アパート1階の住人が引っ越して行った。前回の土砂崩れで埋まったユニットだ。埋まったと言っても、室内に土砂は流入しなかったらしいが・・・・。
小さな子供がいるので、さすがに、不安になったのだろう。
下記図が前回の土砂崩れの状況だ。先日引っ越したのはC棟の住人だ。もし、今後再度土砂崩れが発生したとしても、土砂の流入範囲は同じだろう。
土砂も、崩落する部分は大半が崩れたと思うので、今後、大規模な土砂崩れはないと考えている。
それに我が家は最上階なので埋まることはないと思う。もし、土砂崩れがあっても室内にいれば安全だ。
裏山は、グヌンラヤの裾野にあたる。そこを切り開いてアパートを建てている。マレーシアってこういうところが多い。
ところで、裏山の工事はどうなっているのかな?このまま放置するんだろうか?
私がいつも登山しているグヌンラヤでは、崩落した斜面に金網を張っている。その部分には最初に草が生え、次に木が根を下ろす。
最終的には、崩落前の状態に戻っている。
でも、崩落すべき不安定な部分が全て崩れないと、この工事もできないんだろうな~。