2014年3月2日日曜日

ランカウイ島舞台の長編ハードアクション小説

 今朝の天候は晴れ。気温28.8℃。

レジェンドパークで撮影

アルコールを飲むと楽しい気分になるのは何故?脳細胞が麻痺するからではない。私の場合は釣りをしていると非常に楽しい。

 別に釣れなくても、釣れても楽しい。この時脳内では脳内伝達物質のドーパンミンが大量に分泌されている。

 アルコールを飲んでいるときも、こういう状態と同じ。だから楽しい。

 私のパソコンのハードディスクには、「スタートレックヴォイジャー」「スターゲイトアトランティス」「エリア88」「陽炎の辻1」「陽炎の辻2」「陽炎の辻3」など、約7GBの動画が保存されている。

 夜、ビールを飲みながらこの動画を見るのが楽しみだ。だが、はっきり言って全部見飽きている。同じものを100回は見ているんじゃないだろうか。

 飲まないと見る気はしないが、飲むと見飽きているはずなのに、見ていて楽しい。これはやっぱりドーパミンの影響だ。


 さて、マレーシアのキャメロンハイランドを舞台とした長編推理小説と言えば、松本清張の「赤い絹」が有名だ。

 この小説を読後にキャメロンへ旅行にでかけると、見知らぬ土地でも親しみを感じるから変なものだ。

 ところで、ランカウイ島を舞台とした長編ハードアクション小説が出版されていることを読者の皆様はご存じだろうか?

 正直、私も数日前まで知らなかった。

 それは渡辺裕之の「傭兵代理店」だ。出版社は「祥伝社文庫」。初版は平成19年6月20日。大まかなあらすじは、元警視庁捜査一課刑事の特Aクラスの傭兵が、自分を殺人犯に仕立てようとした黒幕を追い詰めていく。そして最後の決戦の舞台がランカウイ島だ。


 小説中、「マジェール佐藤」とその妻「アイラ」が協力者として登場するが、実はこのキャラには実在の人物がいる。

 拙ブログの左サイドメニューに掲載しているマングローブツアー会社の加藤とみすけ氏とその奥さんだ。

 そして、作戦会議を開いた水上コテージがマングローブツアーで昼食をいただく、かわせみ荘だ。

 なんでも、著者の渡辺裕之氏とは知り合いだそうだ。羨ましい・・・・。

 渡辺氏は、この傭兵代理店が同氏にとって初の文庫本化で、以降シリーズ化されている。と言うことは売れてるんだな~。

 小説のジャンルとしてはハードアクションと言うことで、ハードボイルドに比べると血生臭い描写が少ないし、話の進行もテンポがいいので、あっと言う間に読み終えてしまった。

 ランカウイ島観光前に、この本を読むことをお勧めする。マジェール佐藤とアイラに会えるかも知れない・・・・・。
 
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