昨日は、先日購入したヨーズリのシンキングミノーの実釣のため、昼前に我が家を出発した。天気予報では、北東の風、時速5キロとなっている。
日本の風速の表示は秒速なので、時速5キロと言われても・・・・・・ピント来ないが、歩く速度が時速が4キロなので、まあ、無風に近いと言うことか?
でも、ずぼらなようで、意外と神経質だと言われる私としては、一応計算するのだ。
え~と・・・。
5000m÷3600秒=1.4m
風速1.4mなら、無風も同じだ。
で、現地の海況は?
ちょっと違う・・・・。南西の風、風速5m。と言ったところか?海面は、小波が立っているがうねりもなく、最高のカヤック日和だ!
だが・・・・。
グヌンラヤ周辺の空では黒雲が垂れ込め、傍目にもスコールの嵐だ!
でも、雲の流れはキリム方向なので、待てど暮らせど当方にやってこない。バラバラと降って雨雲が通り過ぎてくれれば、心置きなく沖に漕ぎ出せるというものだが、そうなってくれない。
「蛇の生殺し」状態だ。
暇なので、海岸をウロウロしていると、何故か?足がつった・・・・。
これって、沖に出るな~。と言う警告か?
昔から霊感は強い・・・・。
幽霊も何度か見ている・・・・・。し、そのほかに霊体験も数知れず・・・・。
で、撤収を開始した。
トローリング用のルアーをクーラーボックスに放り込んで、もう1本のロッドにつないでいたヨーズリのシンキングミノーを外して、同様にクーラーボックスに放り込んだ!!
と、その瞬間、左手の薬指に激痛が走った。
あ~あ。またやった・・・・・・。
釣り人生で、これで二度目だ。
指先に釣り針が刺さったのだ~・・・・。
病院の処置室にて撮影
が、今回は、刺さった角度や深さから、その手法は使えない。なので、現場で引っこ抜こうと頑張ったが・・・・・。気絶しそうな位、痛い。
こりゃあ、自力では無理だ・・・・。
ルアーを指に垂らしたまま、近くのお友達宅にヘルプー!!
そのまま、病院に連れていかれた。
釣り針が指に刺さった時点で覚悟はしていた。麻酔なしでペンチで引っこ抜かれるということを・・・・。
付き添いは、私の英語の先生。マレー語も堪能なので、受付から処置に至るまで通訳していただいた。
最初は、冷却スプレーで患部を冷やして麻痺させて、ペンチで引っ張ったが・・・。2ミリほど抜いた時点でギブアップ。イッテ~
返しが抜けるまで、あと5ミリ・・・・。
これ以上は、痛みに耐えられない。対応した看護士さんも「どうしようか?先輩に相談しよう」とか言っている・・・・。
そして、抜かないで押し出そうと提案するが、それは上記写真を見てもらえれば分かるが・・・・。針先は、絶対に出ない。
どうしよう・・・・。
私としては、無痛で針を抜き出せればそれでいいのだ。
なので、「局部麻酔をかけて、抜いてくれ」と私から提案した。
すると、英語の先生が指の付け根を指さして、「ここに注射を打つ」と通訳してくれる・・・・・。
まあ、仕方ない。痛そうだがこれも試練だ。
でも、確か、先生のジェスチャーでは、2カ所だったが・・・3カ所も注射針を刺された・・・・。
久しぶりに、歯を食いしばった。
3カ所打ち終わったが、なかなか無痛状態にならない。看護士も注射針の先で指の皮膚表面をなぞったりするが、その感覚充分。
きかね~ぞ~。
と、思っていると指の根本から感覚が消え始めた。刺さっている釣り針を引っ張っても、痛くない。
で、「抜いてくれ~」と、看護士に頼んだが、ビビって抜けない。
なので自分で引っこ抜いた。
スッキリした~。
今回は、足がつったり、ルアーが刺さったりと、私を沖に出さないように引き留められた気がしてならない。
何事もなく出ていたら、雷の直撃でも受けてたのかな~・・・・・・・・??
それと今回、お魚ちゃんの痛さが分かったので、全ての釣り針をバーブレスフック(返しのない釣り針)に変更しようと思う。
これなら、もし、沖で釣り針が指に刺さっても、パドルを漕いで寄港できるし、リリースする魚へのダメージも少ない。
そうだそれがいい・・・・・。
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