下記画像は、何だか?お分かりになるだろうか?
節足動物で黒い体色、ハサミを持つ。
そう、これは多分チャグロサソリ。道路を渡っていて車かバイクに轢かれてペチャンコになっているのだ。
クアタウンの郊外に散歩に出掛けて、ここ1週間ほどで、こんな状態のサソリを3匹目撃した。と言うことは、ランカウイ島の森や野原の倒木や石の下には結構棲息しているのかも知れない。
ちなみに、毒は弱く刺されても蜂程度らしい。
昨日は、1年間お世話になった英語の先生と、某レストランで一杯やった。先生との会話は英語と日本語混じりで、ほぼ意思の疎通が可能だ。
途中からはレストランの男性スタッフも加わって4人でワイワイガヤガヤと話が弾んだ。スタッフはイポー出身とのことであったが、彼が言うには日本の企業が昔、イポーで公害を出した。とのことだ。
ひょっとして、ブキメラ事件のことを言ってるのか?
ブキメラ事件とは、三菱化成が35%出資するARE社がイポーのブキメラ村にレアアース工場を1982年に建設したが、放射性物質の貯蔵施設を建設する前に稼働したことから、放射性物質のトリウムが環境に拡散し、住民に健康被害を与えた。というものだ。
彼は特に非難がましいことは言わなかったが、日本人が悪いことをして申し訳ない。と謝っておいた・・・・。
トリウムの半減期は140億年以上だ。
と言うことは、一度環境に拡散すると分解されない。
今は、どうなってるのか?継続的に放射能の計測や自然界に与えた影響なども調査されているのかな~。