我が家は、相変わらずマレー料理は苦手だが、近所のランカウイパレード３階にあるホーカーのクレイポットチキンは、結構うまい。
ペナンやＫＬでも、同様の料理は食べたことがあるが、初めて美味いと感じた。
そして、最近、散歩帰りに近所の屋台で売っている下記画像のマレー料理を購入する。
マレーシア在住者なら、これがナシレマ（ナシルマ）のおにぎりだと、すぐに分かるだろう。
昔、ペナン島滞在中の日本人が、毎日３食こればかりを食べて、病気になって帰国した。と言う話を聞いたことがある。
ナシはnasiでご飯。ルマはlemakで脂を意味するマレー語だが、ご飯をココナッツミルクで炊いて、サンバルやイカンビリス（ジャコ）、卵をおかずとして、マレーシアでは朝食でよく食べられている。らしい。（見たことがないので「らしい」なのだ）
数年前までは、ナシレマを見ただけで、食欲が減退したものだが、最近はサンバルのピリ辛が結構お気に入りだ。
郷に入っては郷に従え。と頭では分かっていても、胃袋が受け付けるようになるまでは、長い年月を必要とする。
ところで、おにぎりを包んでいる油紙に書かれている「AP」って、どう言う意味？その屋台では「BT」というおにぎりもある。
で、昨日、屋台のお姉さんに尋ねてみた。
A～AYAM（鶏）
P～KACANG（豆） PANJANG（長い）でlong beans。インゲンの長いやつ
B～BILIS（ジャコ）
T～TELUR（卵）
と言うことだが、私はBTの方がいいな～。
ココナッツミルクは、ハイカロリーなので、マレー人が太る一因ともなっている。学校の給食でも減らす方向らしい。
話変わって・・・・。
GSTが導入されると、飲食店やホテルのサービスチャージ税１０％が廃止される。と、確か報道されていたが、どうやら、そのまま継続されることになったらしい。
その理由というのが、サービス税が従業員の給料の一部になっていたので、廃止されると給料が減って、職場を辞める従業員が続出する。というのだ。
GSTは、消費者から公平に税を徴収するのが、基本理念だと思うが、そんな身勝手な理由で納税を免除されていいのか！
というか、飲食店やホテルは、サービスするのが当たり前で、サービスに対する対価を顧客に払わせる姿勢が気にくわない。
それに、サービスらしいサービスもしないくせに・・・。
まあ、これは、他の業種や団体からも、反発があるんじゃないだろうか？
あ～あ。やっぱりここはマレーシアだ・・・・。
