2017年1月25日水曜日

第3の不幸と第4の不幸

 今朝の天候は曇り。外気温25.3℃。昨日は曇り時々雨。昨夜の室内気温は28.6℃。




 昨日の記事の続き。

 ホテルに一泊した翌朝、マレーシアのホテルのチェックアウトはどこも午後0時がタイムリミットだ。

 千歳便の出発時刻は午後11時30分なので、午後9時ころまでにはKLIA2に到着したい。

 と言うことは、9時間をどこでどう過ごそうか?

 空港内で、じっと座って時間を潰すのも辛い。

 それじゃあ、このままこのホテルで時間延長して滞在しようか?と思って、フロントに「延長1時間はいくら?」と、尋ねると、「アゴダで予約をされているので、アゴダを経由して延長してください」と言われた。

 アゴダでそんなメニューあったっけ?

 不親切なホテルだな~。

 なので、空港周辺の安宿を予約して、ホテルを変えて部屋でゴロゴロ。午後11時30分、無事離陸。

 北海道で寿司と刺身を堪能して、22日夕方に千歳空港内のホテルにチェックイン。

 したが、何故か?部屋が寒い。

 暖房を最大にしても、吹き出てくる風は冷たい。

 フロントに事情を説明すると、電気ストーブを抱えてきた。

 どうやら、故障のようだ。

 当夜は、大荒れでソウル便はすべて欠航。国内便も欠航や遅れが目立つ。

 滑走路では、数十台の除雪車が作業中だ。



 明日は、マレーシア行きのエアーアジアXは飛ぶのかな~?



第3の不幸

 翌朝、欠航や遅れはないので、新千歳空港国際線ターミナルに移動したが、手荷物検査で水溶液入りのメンマや塩辛がX線検査で引っかかった。

 100gを超える水溶液入りの物は、機内に持ち込めないのだが、そんなことはすっかり忘れていた。

 どうしよう?

 塩辛は、どうしてもランカウイ島で食べたい。

 すると係員が「ジブロック袋があれば貨物室に預けられますよ」と言う。

 そんなもの、ここで持ってるわけがない。

 と思っていると、細君が「持ってます」と言って、手提げ鞄から10枚くらい取り出した。

 なんで?あなたはそんなもん持ってるの?

 不思議な人だな~。


 預け荷物に1Kgの余裕があったので、無料で小さな段ボール箱で預けることができた。

 これで、スーツケースと一緒にKLIA2でピックアップすれば、ランカウイ島で食べることができる。


 KLIA2行きは、定刻を10分遅れで離陸したものの、悪天候でKLIA2に46分遅れで到着。

 ランカウイ島便出発まで、1時間20分しかないけど、どうにかなるでしょ。

 と思って、スカイブリッジを動く歩道に乗って急ぎ足で歩くが意外と長い。

 入国審査に着いた頃には、汗ばじんだ。

 残り時間は、1時間ちょっと・・・・。

 私たちの前には7人くらいしか並んでないのに、気が焦るばかりで、なかなか順番が来ない。

 入国審査を通り抜けたは、出発の50分前。

 流石にやばいと、思い始めた。

 これから、スーツケースをピックアップしてカスタムを無事通過して、キヨスクでボーディングパスを印字して、手荷物カウンターでスーツケースを預けて、国内線ゲートまで辿り着かなければならない。

 間に合うかな~?

 千歳空港で、預け荷物を預けたのは、乗客の中で最後の方だったので、KLIA2では早く出てくるはずだ。

 案の定、直ぐに出てきた。

 カスタムを見ると、長蛇の列・・・・・。

 空カートを押している細君だけを先に並ばせて、私がスーツケース2個をピックアップする。

 カスタムを、無事抜けることができるかな?

 実は、スーツケースの中には生の鮭の筋子が入れてあるのだ。

 X検査も無事通過。

 カスタムを抜けて、3階の出発ホールに向かっているとき、細君が「塩辛を取った?」と、声を上げた。

 しまった~。慌てていて忘れた・・・・・。

 取りあえずは、今はそれどころでないので、後日連絡して郵送してもらおう。



第4の不幸

 到着ロビーは2階で、出発ロビーが3階。

 エスカレーターで一つ上に上がるが、出発ロビーがない。

 はて?

 エスカレーターを間違えたかな?と思い、一度降りてみるが他にエスカレーターはない。

 もう一度上がって分かった。

 2階と3階の間に2Mと言うミドルフロアーがあるのだ。

 なので、到着ロビーから出発ロビーに上がるには、エスカレーターを2度乗らなければならなかったのだ。

 なんで?出発ロビーを4階と表示しなかったのだろう?

 焦っているときは、これでパニックに陥ってしまう乗客もいるかもしれない。

 無事3階に着いて、キヨスクでボーディングパスを印字して、国内線の手荷物預けカウンターを探すが見つからないので、職員に尋ねると「アス」と言う返答・・・・・。

 あのう・・・・・。

 「アス」って何?

 すると、紙片に「S」と書いてくれた。

 これは普通「エス」と発音するでしょう。

 そんなことはどうでもいいが、慌ててSカウンターに向かい順番を待つが、こういう時に限って順番が来ない。

 ひょいと、視線を左側に向けると一番左端のカウンターが最後の乗客の処理を終わったので、そちらに向かうと「もうクローズしたので他のカウンターに並べ」と言われた。

 「出発時間が迫っているので、オープンしてくれ」と頼んだが拒否された。

 日本では、考えられないことだが、これがマレーシアだ。

 労働意欲はない・・・・。

 仕方がないので、また並び直した。

 やっと、自分の順番が来てボーディングパスを渡すと、「これはランカウイ島発のパスです」と言われた・・・・・・。

 はあ~・・・・。

 慌てていたので、ミスった。

 でも、カウンターで印字してくれたので、これで乗れる。と思いきや、ここでタイムオーバー。

 カウンターの女性が、手拳で「Tの字」を作って「クロス」と言う・・・。

 「クロウズ」の間違いじゃない?とは指摘しなかった。

 あ~~あ、乗り遅れた。

 どうしよう?


 この続きはまた明日・・・・。