前回の記事で、モーニングマーケットで鰹とボラを購入して、鰹はたたきに、ボラは刺身にして食べるぞ~と、投稿した。
ボラの刺身は最高だった。3枚に下ろして皮を剥いだときには身が白かったが、夕方まで冷蔵庫で寝かせたところ、身がピンクに変色した。
脂がのって、舌に吸いつくようにまろやかで、癖のない味だった。はらすの部分は太い骨があったので、オリーブオイルで焼いて食べた。
これも、さっぱりしてうまかった。すっかり我が家は、ボラファンだ。
それに引き替え、鰹は身に締まりがなく、癖があってパサパサしてイマイチだった。
マレーシアのボラ
KLでは確か、鰹のたたきを「うまいうまい」と言って食べていたが、もっと早くにボラを食べるべきであった・・・・・。
こういうことって、ロングスティヤーにとって、マレーシアでは起こりがちなことだ。
日本では、こういう知識や情報は共有されていて、それらを意識することなく活用しているが、マレーシアでは、その根本となる情報自体の規模が小さい。
加えて、情報の言語がマレー語や英語なので、日本人には尚更不利だ。
食の嗜好は外国人とは異なるが、マレー語や英語に堪能であれば、もっと食の世界が広がるのかもしれない?
日本人にとって「刺身」は、日本の代表的な味覚だ。鮮度の低い魚の多い中、ランカウイ島でこうして美味しい刺身を食せることは、幸せなことだ。
ランカウイ島に引っ越してきてよかったと思える事例だ。