なんだか、ヨロヨロしている。手足が茶色に汚れている。車道のちょっとした砂場でウンチをはじめたが、下痢ゲリ状態だ。
手足の汚れは、どうやらウンコらしい・・・・・。
私も細君もその場を通り過ぎることができなかった。
いつもこうだ。
いつもこれで、余計なことを背負い込む。
車からビニール袋を持ってきて、その中に入れていると、中華系のおにいちゃんが「母親は近くにいる。昨日兄弟が1匹死んだ」と説明する。
でも、動物病院に連れて行こうとはしない・・・・・・。
ランカウイ島には、唯一の動物病院が観光ポイントのパンタイチェナンの近くにある。病院名は「BONTON」だ。ホテルとレストランと動物病院を経営している。
BONTONでは、野良猫を連れて行くと無料で去勢してくれるらしい。子猫を連れて行くと飼い主がいない場合は処分すると言うことだ。
現在、飼い主のいない猫をここで150匹以上保護している。
獣医師は2名だ。中華系の先生とポーランド出身の女性獣医だ。
両先生とも、親切で一生懸命だ。
レントゲンはないが、最初に必ず簡易血液検査をしてくれる。
連れて行った子猫は、重篤という。最低でも1週間の入院が必要だと言われた。ウイルス感染しているので、抗生物質などの点滴が必要らしい。
昨日、見舞いに行ってきたが・・・・。助かるかな~?
もし、助かったら「ラン(LANG)」と言う名前が待っている。