2013年6月3日月曜日

自然を感じてランカウイ島で暮らす居心地の良さ


  私は田舎育ちなので、マレーシアのKLやペナン島は何だかしっくりしてなかった。立派なビルや小綺麗なショップを見ても、感動したことはない。

 子供のころは、日の出と日の入りが自宅から見えた。夜は満天の星空。夏はカエルのゲロゲロという鳴き声を、秋はコオロギのコロコロ鳴く声を聴きながら眠ったものだ。

 ランカウイ島では、そんな子供のころの大自然が身近だ。

 やっと、本日私の部屋にカーテンが付いた。でも、夜は開け放しだ。窓の外は山だし、誰もいない。

 ベッドに横になって窓から空を眺めると、日中はツバメが空を舞っている。時々、白頭鷲?が天高く弧を描いている。

 夜は、おぼろ月が淡い光を部屋に落とし、虫の大合唱がきこえる。

 私は、マレーシアでこんな生活を夢見ていた。何故もっと早くランカウイ島引っ越しを決断しなかったのか後悔している。

 でも、KLやペナン島に住んでみたから、この島の良さが実感できるのだろう。

 ここで、読者には勘違いして欲しくないが、KLやペナン島が悪いと言っているのではない。

 私の育ちや性格を背景とした意識が、この島にマッチしていると言いたいだけだ。人によっては、こんな田舎と感じるだろうし、不便だと感じるだろう。物事の感じ方や評価はは人それぞれだ。