棚に並んでいる牛乳・・・・・・。どうも肥満気味だ。賞味期限を確認すると、とっくに過ぎている。辛うじて1本が、賞味期限2日前だ。
まあ、他のものより正常体型に近いので購入して、自宅でカスピ海ヨーグルトの種菌を混ぜて、発酵させた。
24時間後、腐敗していた。
カスピ海ヨーグルトの種菌は、過去記事で投稿したようにわざわざシンガポールから取り寄せた貴重な種菌だった。
2袋のうち、1袋をKLで使用して、菌をつないでつないで大切に守っていたが、引っ越しで泣く泣く廃棄した。
残りの1袋はランカウイ島で使おうと、冷蔵庫で大切に保管していた。その菌が・・・・・・。
どうしてくれるんだよ~~。
と言っても、誰も補償はしてくれない。諦めるしかない。
ランカウイ島。大自然豊かで水も空気も綺麗で、こんな些細なことぐらいではへこたれないが、賞味期限きれ商品を正々堂々と売るなよ。
まあ、いいこともあれば、そうでないこともあるさ。
自宅からの眺望。KLとは空の透明度が違う
そう言えば、ランカウイ島では、豚肉の購入が大変だ。モーニングマーケット付近で購入可能だが、先日、この店に行くと「売り切れです」と言う。
いつ入るかも分からない。と店員が言う。
私達の話を立ち聞きしていたインド系マレー人が「follow me」と言って、先頭を歩き出した。私達は「何だ?何だ?」と戸惑いながらも、この怪しいインド系の後に従った。
ちょっと、離れたところにある一見、ふつうの家を指し示すインド系。おそるおそる中に入ってみると・・・・汚い・・・・・。
更にヨレヨレのおばあちゃんが中から手招きしている・・・・・。
更に奥に進むと、更に汚い。
あばあちゃん。でっかい冷蔵の蓋をギギッ~~と(そんな擬音はなかった)開けると、中には肉が一杯詰まっている。
骨付きの豚肉だが1Kg18RMだと言うので、3Kg購入した。
私は痛風で肉類を避けているので味見してないが、細君によると「美味しいよ」らしい。
何だか、ランカウイ島で豚肉を購入するのは、密輸品でも購入する犯罪者にでもなった気分だ。
当然、ここでシャウエッセンのポークソーセージなどと言うものは、売られていない。
仕方がないので、昨日はビーフソーセージを購入してみた。メーカー名も製造者名も何も表示がないが、これが結構うまかった。
「郷に入っては郷に従え」が私達の基本的なロングスティの信条だ。(そうでないときも結構あるが)
ないものを望んでも虚しいだけなので、あるものでこの地で暮らすしかないな~。