昨日の記事の続き・・・・。
配線用遮断器を取り外すのに1時間を要した。
参考までに手順を記録しておこうと思うが、その前に、遮断器がどの様に配電盤に取り付けられているか?説明しよう。
まずは、下記画像は遮断器を横から撮影したものだが、赤色のラインは配電盤の取り付け用金属バーの断面図だ。
このように遮断器の背面に凹があって、金属バーの凸に引っかけるような構造になっている。白色の矢印が指し示しているのは、金属製の爪金具だ。
では、取り外し方の手順だが、下記画像は遮断器を正面から撮影したものだ。
我が家の遮断器の1にはコードが、2には金属製端子が差し込まれていたので、1と2のネジを緩めて、コードを抜いて金属端子の接着を緩める。
そして、3の爪金具を下に引いて、遮断器下部を手前に引っ張る。こうすることで、金属バーの凸と遮断器背面下側の凹の引っかかりが外れる。
次に遮断器を上方に持ち上げると遮断器背面上部の凹と金属バーの凸の引っかかりが外れて、ぽろりと遮断器が配電盤から外れるのだ。
と、手順を書いたが、実際には簡単には外れない・・・・・。
3の爪金具を下に引いて遮断器を手前に引くと、なるほど遮断器の下部が浮くが、そこから外れないのだ~。
要領が分かるまでしばらく掛かった。
どうせ、壊れているのでここは手荒く扱おう。
爪金具を引いて遮断器下部が浮いたら、更に手前に引っ張って、遮断器をこじ上げる。
これがこつだ。
そうそう、重要なことを忘れていた。
作業の前にブレーカーを落とそう・・・・・。でなければ感電する。が、ブレーカーを落としてもリミッターとブレーカーのIN端子には電気が流れているので、決して触れてはいけない。
安全のために感電防止用手袋をはめた方が無難だ。
で・・・・・・。
配線用遮断器は、どこで売っているんだ~?
昨日は、4店舗目でやっとゲットできた。
ランカウイ島ではここで売っていた。
ランカウイパレードの前に、潰れそうな電気屋がある。普通の電化商品は売ってないので、こういう部品類を扱っているようだ。
ちなみに配線用遮断器はフランス製で「Hager」と言うメーカーだ。
1個が15RM。
もし、業者に頼んだら50~100RMは掛かったかも知れない。
こうして、何事にもトライすることで、マレーシア暮らしに少しずつ自信がつく?のだ。