2014年1月12日日曜日

私とともにマレーシアで辛苦を共にしたあれが・・・・。

 今朝の天候は晴れ。気温28.5℃。今朝はご覧のように抜けるような青空が広がっている。と言いたいところだが、まだ、少しヘイズが来てるな~。



 2008年3月30日、マレーシア移住前日に千歳市内のホテルに宿泊した。移住を前に買いたい物もあったので、ホーマックに寄った。

 そこで、ナショナル製(時代を感じるな~)の完全防水の乾電池式電動髭剃りを購入した。髭剃りは乾電池式と決めている。

 理由は簡単だ。内蔵電池式は、電池がいかれたら使い物にならなくなるが、乾電池式なら電源部以外が壊れるまで使用可能だからだ。


 私にとっては、この記念すべき髭剃りはマレーシアでの戦友だ。私と共に毎朝、鏡に映る私とご対面し、マレーシアで共に生きてきたのだ。

 その戦友が数日前に壊れた!いつものように朝、洗面所でヒゲを剃っていると、突然、刃の部分が動作を停止した。

 だが、モーターの回転は続いている。と言うことは、モーターと刃の連動部分が破損したか?外れたかしたのだろう。と思われた。

 私って、分解するのが好きだ。それでダメ元で分解してみた。

 すると、意外や意外。髭剃りの構造は非常にシンプルだった。だが、このシステムを考えた人って頭がいいな~と思う。

 下記に髭剃りの概略図を掲載する。(私が書いた)


 簡単に説明すると、モーターと直結したフライホイールみたいなアンバランスな回転重りが高速で回転することによって、振動を発生させる。

 そのフライホイールに接続した振動板が共振して、それと直結する刃も振動して、髭が切れる。というあんばいだ。

 で、どこが壊れていたかというと、モーターとフライホイールの接続部が、空回りしていたのだ。モーターの軸がフライホイールに挿入されているが、その部分が滑っていた。

 両方とも金属製だが多分、長年の使用によって、劣化したのだと思う。それで、根本的な修理ではないが、軸にボンドを塗って補強した。

 これで、廃棄物が記念品に蘇った。私の思い出も髭剃りと共にマレーシアでまだ生きていくことだろう・・・・・・。 

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