私の世代で、子供の頃のスナック菓子と言えば、カルビーの「かっぱえびせん」。
懐かしい味だ。近年は、ポテトチップにスナック菓子のお株を取られた感があるが、私の世代では、これが実に旨かった!
マレーシア缶詰探検隊は、ここランカウイ島で、名称は違うものの、旨いかっぱえびせんを発見した。
その名は「ROTA」・・・・。まあ、スーパーのスナック菓子コーナーには、色々なかっぱえびせんが乱立しているので、ROTAだけが美味しいと言うことはないと思うが、取りあえずこれは、旨かった。
皆さんは「バイオミミクリー」って言葉をご存じだろうか?「バイオ」は「生物」で「ミミクリー」は「真似」と言う意味の英語なのだ。
製薬会社が、アマゾンの薬効のある植物の分子を合成して新薬を開発していることは、ご存じだと思う。
それと同じように、生物が持っている特殊技能を、人工的に模倣して商品にしてしまうのが「バイオミミクリー」なのだ。
その代表的な商品として、くっつき虫のオナモミを模倣したものが「マジックテープ」または「ベルクロテープ」と言う商品名で商品化されている。
このオナモミほど強力ではないが、ランカウイ島にもくっつき虫がいる。
これがまた、1本や2本なら簡単に抜けるが、数十本刺さると抜くのが大変だ。だが、このくっつき虫の正体が分からなかったので、いつもどこかで刺さってしまう。
それで、昨日の散歩中に、それとおぼしき植物に当たりをつけて体当たりしてみた。その結果下記写真のくっつき虫が犯人であることが判明した。
先端部分の種子がくっつく。くっつき虫の名称は不明。
写真撮影のため引っこ抜いてコンクリート上で撮影
話変わって。数日前のことだ。冷蔵庫を開けると、軽い腐敗臭を嗅いだような気がした。細君に確認すると「腐るようなものは入れてない」と言うことなので、気のせいか?と思った。
昨日のこと。細君が卵の整理をしていると「卵が外れない」と言う。卵のケースから卵が抜けないと言うのだ。
どうやら、卵が割れて白身が接着剤の役割を果たして、卵とケースを接着してしまったようだ。
と、まあ、ここまではよかった。(よくないが・・・)
流し台でその卵をケースから無理矢理剥がそうとして、卵が割れた途端、強烈な悪臭とともに細君が「ウジだ~」と叫んだ。
体長数ミリに成長したウジ数十匹が、卵の中で凍死している。
我が家で卵が割れたら、ウジ虫が発生するはずがないので、スーパーの売り場で割れた卵にハエが卵を産み付けて、それが孵化したことは間違いない。
今までなら、こういうことが起こると、その度に「マレーシアって奴は・・・・」と、憤慨したものだが、最近は「Tidak apa」(何でもない)と言う心境に、悟りを開いているので、びくともしなくなった。
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