2015年9月29日火曜日

保険代理店への疑惑が解消した

 今朝の天候は晴れ。外気温27.5℃。昨日は晴れ。昨夜の室内気温は28.7℃。日中も28℃台、寒いぞ~。



 本日の最初の記事は、過去記事で投稿したお友達のアパートの売り物件について、少々補足説明をしたい。

 外国人は、50万リンギか、100万リンギ以上でないと不動産を購入できない。まあ、これは各州の法律で規制されているので、私も詳細は知らない。

 でも、過去記事で投稿したように、「リース」という契約形態なら、日本人でもそれ以下で購入可能だ。

 その「リース」だが、これは、レンタルではない。

 リースは、所有者の権限を完全に排除してしまう契約だ。

 例えば、リース契約300年。と言う契約を締結すると、所有者は300年間、その物件について全ての行使可能な権利を失う。

 転売も出来ないし、リース契約を途中で反故にも出来ない。

 リース契約は、弁護士が契約書類を作成しても、ガバメントに申請してスタンプを押されなければただの紙切れだ。

 ガバメントに承認さると、買値の1%を手数料として支払う。

 こうして、リース契約は公的効力を発行する。

 なので、リース契約と言っても、ほぼ売買契約に等しいのではないか?

 


 ここ数ヶ月間、私達を不安のどん底に陥れていた、保険代理店・・・・・。私もあちこちメールや電話をして、犯罪の証拠を集めようと頑張った。

 ことの起こりは、私の契約している自動車保険の更新(毎年5月)が過ぎても、保険料の請求が代理店から来ないことに始まった。

 何度メールや電話で保険料を算出するよう求めても、一向に返事がない。

 それで、こいつは代理店契約を取り消されたのではないか?という疑念が生じた。が、ロードタックスがJPJで払えるので、私の自動車保険が更新されていることは間違いない。

 と言うことは、代理店はやってるようだ。`



 過去記事でAIAについて投稿したが、私は自動車保険に加入した翌年、AIAの証書が郵送されて来たので、自動車保険がMSIGからAIAに切り替わったものと思っていたが、代理店と電話でやりあっている時にエージェントは「AIAは医療保険に加入しています」と言う。

 医療保険?そんなもん加入した記憶がない・・・・。

 これは自動車保険の書類にAIAの書類を混ぜて、私にサインをさせたに違いない。と思った。

 これは犯罪だ~。

 で、AIAの証書を細かく点検した。う~ん。確かにこれは医療保険だ。自動車保険なら車名やナンバーが記載されているはずだが、全く記載がない。

 今まで、何故?よく内容を確かめなかったのだろう・・・・。

 そして、パラパラと証書をめくっていると、あら!私の両親の年齢が記載されている。当時の年齢とも一致する。

 どうやって、調べたんだこいつ。

 ひょっとしたら、MM2H申請に際して戸籍謄本を提出しているので、それをMM2H業者から入手したのか?

 と言うことはMM2H業者もグルか?

 私の妄想は次々とエスカレートする・・・・。



 ここで新たな疑念が生じることとなる。

 AIAの医療保険は、毎年約700RMちょっと。保険代理店に毎年支払っていた保険料も大体その位だ。

 自動車保険は毎年約500RMちょっと。

 自動車保険に加入した年は、確か保険証書が届いていたが、その年以降受け取ってない。と言うことは、その頃から無保険だったのではないか?

 以上の根拠を柱として、代理店のエージェントに電話で追求した。

 だが、訳の分からないことを言って、論理的に説明できない。

 益々、疑惑が加速する。


 ところで、AIAの医療保険だが・・・・・。

 細君とも話したが、MM2H業者がグルなんてことはあり得ない。いい人だし信頼している。今までもいろいろお世話になった。なので、それはあり得ない。

 更にAIAの証書にクリニックで健康診断を受けた書類が綴られている。クリニックのドクターのサインもある。

 はて~?・・・・。

 細君が「そう言えば、保険屋さんと一緒にクリニックに行ったことがある」と、言い出した。そう言えば確かにローカルのクリニック行ったことがある。そのあと一緒にエージェントとコーヒーを飲んだっけ!

 医療保険に加入していたことを完全に忘れていた。

 情けない・・・・。

 多分、移住間もないころで、あちこちいろいろなことで振り回されていたので、記憶の奥底にしまい込んでしまったのだろう・・・・・。

 アホだ!

 まあ、これで、医療保険の件は、解決した。


 残るは、自動車保険の加入歴を調べることだ。MSIGのカスタマーセンターにメールで照会しているが、数日間は回答がないだろう。

 でも、保険証書にはカスタマーセンターとペナン島のMSIG支店の電話番号しか記載がない。ペナン支店は、多分、エージェントとツーカーの間柄なので、ここは信用できない。

 で、ネットでKLの本社の電話番号を調べて、ジャパニーズスピーカーと話したい。と電話するとWさんという女性と話すことが出来た。


 話の内容はとても論理的で、懇切丁寧に説明してくれた。

 彼女によると、加入歴は、一部のデーターが消えていて全ては分からないが、時間をくれたら洗い出します。とのこと。

 それと、ロードタックスは、保険を更新して保険料が保険会社に支払われなければ、JPJや郵便局で払えない。とのことだった。

 これは、警察、JPJ、郵便局、保険会社がオンラインで結ばれていて、全ての情報が一致しなければ、ロードタックスを払えないシステムになっている。と言う。

 そう言えば、KLの郵便局で「保険を更新してないので払えません」と窓口の担当者に言われたことがある。

 その時は、エージェントに電話して30分後に払うことが出来た。と言うことがあったので、彼女の説明は正しい。

 代理店のエージェントについて、彼女は彼を知っている。と言う。時々彼に関して苦情が来ている。とのことだ。

 その苦情とは
  1. 保険証書を送ってこない
  2. 領収書を送ってこない
  3. 保険料をすぐに知らせてこない
というものだ。

 私と同じじゃん・・・・。

 でも、彼は、大きなミスは今までしたことがない。いい人ですよ。と言う・・・。

 私も今までそう思って信頼してきた。だから保険証書が届かなくても疑念は抱いていなかったのだ。

 彼女によると、彼は一人で代理店を運営しているので、超忙しい。おまけに日本語がある程度話せるので、ペナン島の多くの日本人が彼の代理店に加入して、さらに忙しい。と言うことだ。

 そうすると、私の自動車保険は彼が立て替えて本社に払ったが、私に保険料を知らせる際に、その分が抜け落ちた。と言うことになる。

 でも、メールでは車両保険がいくら。搭乗者保険がいくら。と記載があった。

 多分、処理する事務量が膨大で、頭の中がゴチャゴチャだったのだろう。

 これで、彼に対する疑惑は全て解消された。

 彼に電話して「酷いことを言ってゴメンね」と、謝っておいた。更に「証書と領収書を送ってこないあんたも悪い」と、付け加えた。

 彼は「そう私が悪いんです」と、謝罪していた。


 ところで、6年間払ってなかった自動車保険の保険料は、どうするんだ~~~~・・・・・。

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