本日の最初の記事は、過去記事で投稿したお友達のアパートの売り物件について、少々補足説明をしたい。
外国人は、50万リンギか、100万リンギ以上でないと不動産を購入できない。まあ、これは各州の法律で規制されているので、私も詳細は知らない。
でも、過去記事で投稿したように、「リース」という契約形態なら、日本人でもそれ以下で購入可能だ。
その「リース」だが、これは、レンタルではない。
リースは、所有者の権限を完全に排除してしまう契約だ。
例えば、リース契約300年。と言う契約を締結すると、所有者は300年間、その物件について全ての行使可能な権利を失う。
転売も出来ないし、リース契約を途中で反故にも出来ない。
リース契約は、弁護士が契約書類を作成しても、ガバメントに申請してスタンプを押されなければただの紙切れだ。
ガバメントに承認さると、買値の1%を手数料として支払う。
こうして、リース契約は公的効力を発行する。
なので、リース契約と言っても、ほぼ売買契約に等しいのではないか?
ここ数ヶ月間、私達を不安のどん底に陥れていた、保険代理店・・・・・。私もあちこちメールや電話をして、犯罪の証拠を集めようと頑張った。
ことの起こりは、私の契約している自動車保険の更新(毎年5月)が過ぎても、保険料の請求が代理店から来ないことに始まった。
何度メールや電話で保険料を算出するよう求めても、一向に返事がない。
それで、こいつは代理店契約を取り消されたのではないか?という疑念が生じた。が、ロードタックスがJPJで払えるので、私の自動車保険が更新されていることは間違いない。
と言うことは、代理店はやってるようだ。`
過去記事でAIAについて投稿したが、私は自動車保険に加入した翌年、AIAの証書が郵送されて来たので、自動車保険がMSIGからAIAに切り替わったものと思っていたが、代理店と電話でやりあっている時にエージェントは「AIAは医療保険に加入しています」と言う。
医療保険?そんなもん加入した記憶がない・・・・。
これは自動車保険の書類にAIAの書類を混ぜて、私にサインをさせたに違いない。と思った。
これは犯罪だ~。
で、AIAの証書を細かく点検した。う~ん。確かにこれは医療保険だ。自動車保険なら車名やナンバーが記載されているはずだが、全く記載がない。
今まで、何故?よく内容を確かめなかったのだろう・・・・。
そして、パラパラと証書をめくっていると、あら!私の両親の年齢が記載されている。当時の年齢とも一致する。
どうやって、調べたんだこいつ。
ひょっとしたら、MM2H申請に際して戸籍謄本を提出しているので、それをMM2H業者から入手したのか?
と言うことはMM2H業者もグルか?
私の妄想は次々とエスカレートする・・・・。
ここで新たな疑念が生じることとなる。
AIAの医療保険は、毎年約700RMちょっと。保険代理店に毎年支払っていた保険料も大体その位だ。
自動車保険は毎年約500RMちょっと。
自動車保険に加入した年は、確か保険証書が届いていたが、その年以降受け取ってない。と言うことは、その頃から無保険だったのではないか?
以上の根拠を柱として、代理店のエージェントに電話で追求した。
だが、訳の分からないことを言って、論理的に説明できない。
益々、疑惑が加速する。
ところで、AIAの医療保険だが・・・・・。
細君とも話したが、MM2H業者がグルなんてことはあり得ない。いい人だし信頼している。今までもいろいろお世話になった。なので、それはあり得ない。
更にAIAの証書にクリニックで健康診断を受けた書類が綴られている。クリニックのドクターのサインもある。
はて~?・・・・。
細君が「そう言えば、保険屋さんと一緒にクリニックに行ったことがある」と、言い出した。そう言えば確かにローカルのクリニック行ったことがある。そのあと一緒にエージェントとコーヒーを飲んだっけ!
医療保険に加入していたことを完全に忘れていた。
情けない・・・・。
多分、移住間もないころで、あちこちいろいろなことで振り回されていたので、記憶の奥底にしまい込んでしまったのだろう・・・・・。
アホだ!
まあ、これで、医療保険の件は、解決した。
残るは、自動車保険の加入歴を調べることだ。MSIGのカスタマーセンターにメールで照会しているが、数日間は回答がないだろう。
でも、保険証書にはカスタマーセンターとペナン島のMSIG支店の電話番号しか記載がない。ペナン支店は、多分、エージェントとツーカーの間柄なので、ここは信用できない。
で、ネットでKLの本社の電話番号を調べて、ジャパニーズスピーカーと話したい。と電話するとWさんという女性と話すことが出来た。
話の内容はとても論理的で、懇切丁寧に説明してくれた。
彼女によると、加入歴は、一部のデーターが消えていて全ては分からないが、時間をくれたら洗い出します。とのこと。
それと、ロードタックスは、保険を更新して保険料が保険会社に支払われなければ、JPJや郵便局で払えない。とのことだった。
これは、警察、JPJ、郵便局、保険会社がオンラインで結ばれていて、全ての情報が一致しなければ、ロードタックスを払えないシステムになっている。と言う。
そう言えば、KLの郵便局で「保険を更新してないので払えません」と窓口の担当者に言われたことがある。
その時は、エージェントに電話して30分後に払うことが出来た。と言うことがあったので、彼女の説明は正しい。
代理店のエージェントについて、彼女は彼を知っている。と言う。時々彼に関して苦情が来ている。とのことだ。
その苦情とは
- 保険証書を送ってこない
- 領収書を送ってこない
- 保険料をすぐに知らせてこない
というものだ。
私と同じじゃん・・・・。
でも、彼は、大きなミスは今までしたことがない。いい人ですよ。と言う・・・。
私も今までそう思って信頼してきた。だから保険証書が届かなくても疑念は抱いていなかったのだ。
彼女によると、彼は一人で代理店を運営しているので、超忙しい。おまけに日本語がある程度話せるので、ペナン島の多くの日本人が彼の代理店に加入して、さらに忙しい。と言うことだ。
そうすると、私の自動車保険は彼が立て替えて本社に払ったが、私に保険料を知らせる際に、その分が抜け落ちた。と言うことになる。
でも、メールでは車両保険がいくら。搭乗者保険がいくら。と記載があった。
多分、処理する事務量が膨大で、頭の中がゴチャゴチャだったのだろう。
これで、彼に対する疑惑は全て解消された。
彼に電話して「酷いことを言ってゴメンね」と、謝っておいた。更に「証書と領収書を送ってこないあんたも悪い」と、付け加えた。
彼は「そう私が悪いんです」と、謝罪していた。
ところで、6年間払ってなかった自動車保険の保険料は、どうするんだ~~~~・・・・・。