興味のあることであるが、コメント欄を設定してないので、知る術もない。
私たちは、日本からペナン島、KLを経てランカウイ島に移住した。ランカウイ移住を決定する前に、他の地域も見学したり、滞在してみた。
今は、ランカウイ島が一番好きだが、もし、日本から直接ランカウイ島に移住していたなら、果たして今のような心境でいられただろうか?
ペナン島やKLのいいところ、悪いところを経験したからこそ、今はランカウイ島に居心地の良さを感じている。
遠回りしたようだが、かえってそれがよかったと思っている。
さて、ランカウイ島が移住に適した地であるのか?過去記事でも投稿しているが、滞在約3ヶ月が経過した私たちが、拙ブログで意見を述べてみよう。
まずは総論だ~~。
ランカウイ島では、時間がゆったりのんびり進んでいる。犯罪も少ないし事故も少ない。それに自然が身近に感じる。大自然が目前だ。
買い物も多少の不便さはあるが、日常生活に支障を感じない。だが、住宅事情は非常に悪いし、医療環境もペナン島やKLに比べるとかなり悪い。
衣類も日本人にとっては、趣味が違いすぎる。と感じるものが多い。
食に関しては、中華系レストランが少ないので、どうしても固定化される。マレー料理が好きな方にとっては問題がないが、そうでない方はちょっと厳しい。
全般的には、特殊事情がない限り暮らしやすいと思う。が、人それぞれ、求めるものに差異があるので、こうだとは断定できない。
次に各論いってみるか~~。
1,衣
ランカウイ島には、大型のショッピングプレスが2軒ある。1軒はランカウイパレード、もう1軒はランカウイフェアーだ。その他に規模は小さいがローカル向けのショッピングプレスが1軒ある。が、どこもブランドメーカーは、ほとんど出店してない。
ポロシャツを買おうとしても、「なんだこのデザインは」と、マレー人向けのものばかりで、購入意欲は湧かない。
2,食
日本食材は、味噌、醤油、みりん、酢、キューピーマヨネーズ、納豆、鮭、カルフォルニア米(ジャポニカ種)、わさび、小梅が購入可能だ。
島内にはMACが2軒、スタバが3軒、KFCが2軒ある。
シーフードレストランは、あちこちにある。お勧めは過去記事で何度も紹介している「ワンダーランド」だ。パンタイチェナンやパンタイティンガ、パンタイコック界隈では、観光客向けの小綺麗なレストランがある。
3,住
コンドミニアムは私の知る限りでは2棟かな?3棟かな?いずれにしても非常に少ない。私達の住んでいるアパートもほぼ満室状態だ。
偶々、私達が住宅を探している頃に、タンジュンルーホテルの従業員達がこのアパートを全員出たので、4室が空きとなったことで賃貸できた。
リンクハウスもたくさんあるが、この島に不動産屋やそのエージェントはいないので、自力で探すしかない。もし、賃貸物件を探すなら1週間から10日を目安に滞在した方がいい。
渋滞がない。どこに行くにもストレスを感じない。が、公共交通機関はないので、マイカー所有は必須だ。
しかし、免税島なので日本車も安く購入できる。購入後、何年だったか忘れたが島外持ち出しはできない(短期間は可能)。
半島へは、飛行機、フェリーがある。飛行機はKL行きは1日10便前後が飛んでいるが、ペナン島行きは1日1便だ。
フェリーはクアラケダ行きが1日10便出航している。クアラケダからは、タクシーでバスターミナルまで行くか、レンタカーを借りないと他の地域には行けない。
ランカウイ島からペナン島へ直行するフェリーもあるが、出航は夕方2便のみで、ペナン島発は早朝8時頃なのでペナン島で2泊が必要と、使える代物ではない。
5,治安
良好だ。The Sunなどのオンラインニュースで過去の新聞記事を「Langkawi」をキーワードで検索しても、それほどヒットしない。新聞ネタになるような事件事故はほとんど発生しない。
6,気候
ペナン島やKLと大差ないと思う。ヘイズはあるが、気がつかない程度だ。海に囲まれているのでペナン島同様、KLよりは涼しいように感じるが、湿度はKLより高いかな?
7,インフラ
電気、水道、ガスはペナン島やKLと同じだが、水道水は濁りはなく綺麗だ。我が家ではフィルターを使用してない。一度煮沸してからそのまま飲料水としている。KLのように洗濯物が茶色に変色することもない。
8,観光ポイント
マングローブツアー、島巡りツアー、ヨットクルーズ、ロープウエイなど自然を対象としたツアーが各種用意されている。
個人的には、ペナン島やKLよりも観光ポイントが充実しているように思う。ペナン島やKLって、お客さんが来ても、連れていきたところってないんだよね。
9,自然
自然は豊かだ。我がアパート周辺では数十種類の野鳥が生息している。白頭鷲やサイチョウが普通に見られるし、カニクイザルやリーフモンキーが裏山から時々現れる。
K氏によると、毎年、日本野鳥の会の会員が観察にやってくるそうだ。
海はクアタウン周辺海域以外は比較的綺麗だ。本島南側の島巡りツアーでは、透明度の高い海でスノーケルンができるし、フィッシングも盛んだ。
以上、思いついたままをつらつらと書き出してみたが、まだ滞在3ヶ月(2010年に1ヶ月滞在しているので4か月か)なので、まだまだ知らないことが多いはずだ。ランカウイ島を語るには時期尚早、無謀かと思ったが、現時点で把握している情報を元に記事にしてみた。