2014年2月21日金曜日

夕刻の叫び声、ポピ○危うし

 今朝の天候は晴れ。気温29.1℃。昨夜の午後9時30分ころ、窓の外からパタパタパタとなにやら雨らしい音が聞こえてきた。それがまもなくザザ~~というスコールに変わり10時過ぎまで降り続いた。

 窓からプ~ンと草の臭いが漂った。草木もしばらくシャワーに入ってなかったので、これでサッパリしたのかも知れない。今朝は昨日までしおれていた裏山の木の葉がピンと元気を取り戻している。ようやく一段落と言ったところだろう。

 さて、昨夕、午後7時10分ころのことだ。外で女性の泣き叫ぶような声が聞こえた。最初は子供がキャ~キャ~言っているような声だったが、最後はもの凄い凄惨な叫び声に変わった。

 何かあった!と窓から見ると、アパートのプール付近で何事かが起こっているようだ。(自室からは見えない)大人の女性が駆けつけ、どこからか男性と警備員のおっちゃんも駆けつけている。

 当然、細君も・・・・・向かった。

 私はベランダから眺めていたが、隣の姉がプールから自室に走っている。我が家のお隣は過去記事で投稿しているが、現在、幼い姉妹だけで暮らしている。

 叔母さんらしい女性が時々来ているが、いつもいるわけではないようだ。母親はもうかれこれ半年間留守だ。

 多分、どこかに出稼ぎに行っているようで、4か月間留守にするとその叔母さんが話していたが、未だ帰ってこない。

 姉妹は妹が3歳で、姉が10歳位だろうか?妹の名前ポピ○、姉はナデイ○だ。

 多分、3歳の妹は夜になると寂しいのだろう。毎晩のように泣いている。それも最低でも1時間・・・・。時々、ヒステリックに泣きわめいている。

 父親はいないようだ・・・・。おまけに母親まで出稼ぎに出ていては、寂しいのは当たり前だ。

 姉も寂しいのかも知れない。それでよく妹と喧嘩している。だが、私達には何もできない。言葉も通じないし、面識もない・・・・。

 最近、その姉妹だけでプールで夕方、遊んでいることが多かった。細君も心配していたそうだが、私もいつかこんなことが起こるんじゃないかと予想していた。

 そうなのだ!昨夕、妹がプールで溺れた。

 姉よりも年上の女の子が一緒にプールで遊んでいて、ポピアが溺れたことをその子が叔母さんに急報した。

 最初、私達が聞いた子供のキャ~キャ~の叫び声は、妹が溺れたときの姉と年上の女の子の叫び声だったようだ。

 叔母さんがプールに駆けつけ、水面に浮いている妹を引き上げたが、このときは多分、呼吸停止状態だったのだろう。

 この時の凄惨な叫び声が叔母さんの泣き叫ぶ声だった・・・・。

 細君が駆けつけたときには、妹は水を吐いて意識を取り戻した後だったそうだ。叔母さんが、妹をうつぶせにして腹や胸を圧迫して水を吐かせたようだ。

 今夜は、姉妹の泣き声が聞こえる。叔母さんに叱られているようだが、今は保護者が叔母さんだ。叱る前に自分の不作為を反省せよ!

 ところで、プールサイドに駆けつけたのは女性ばかり・・・。ベランダから眺めているのは男性陣・・・・。(私もその一人だが)

 好奇心の違いなのか?母性本能なのか?

 女性って、たくましいな~

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