昨日の続き。
そう言えば、昨日書き忘れたけど、イポーへの転居を諦めた際、もう既にホテルとロストワールドの入浴施設の支払いを済ませていた。
ホテルの方は、アゴダから予約していたので、キャンセルしてから1週間後に払い戻しがあったが、ロストワールドは、返金されなかった・・・・。
くそ~~~。
アロースターでの滞在は、5泊の予定だったので、ホテル代をかなりケチったが、これがいけなかった・・・・。
昨日の記事で、「アロースターは少し土地勘がある」と書いたが、実は、郊外は全く知らない。
予約したホテルは「ブスタニホテル」・・・名前もよくない・・・・。
何と!アロースター中心街から車で30~40分の、「ジトラ」と言う隣町に所在していたのだ。
ホテル予約の際、マップは確認したけど、距離を計測しなかった・・・こんなに遠いとは、夢にも思わなかった・・・・。
でも、アゴダでの評価は7以上だったので、宿泊代が安いのは、中心街から少し外れているからだろう。位に考えていたが、部屋は狭いし、掃除はしてないし、朝飯はまずいときたもんだ。
三拍子そろっちゃったけど、部屋が汚いのと朝飯が不味いのは我慢できるが、部屋が狭いのには参った・・・・・。
細君は喘息持ちなので、エアコンを使えない。
窓には当然、網戸なんてものは入ってないし、まるで蒸し風呂だった・・・・。
はあ~~・・・ホテル代、ケチるんじゃなかった・・・・。
初日。
初日は、ホテルで一休みしてから、返信があったエージェントに連絡して、現地で落ち合った。
最初の物件は、セミデタッチ(2戸連棟式)で、家具なしで、家賃はRM700。
場所はここ。
ケダ川に面した旧来からの住宅街で、印象はちょっと錆びれた感じだが、テスコまでは車で5分、ジャスコや大型ショッピングセンターの「アマンセントラル」、日本食レストランの「楓」までは車で10分と、立地条件は悪くない。
賃貸物件は右
ただ、ケダ川に面していて、土地が低いことから洪水による浸水が心配だった。
なので、付近の漁師のジェテイで尋ねてみたが、「洪水なんて起きたことがない」とのこと。
ほんとか~?
ほんとか~?
住宅前には車2台分の駐車スペースがあるし、横にはちょっとした庭があって、私好みの作りだ。
が・・・・間取りが悪い・・・。
玄関から入ると、8畳位のエントランス?があって、その奥に壁を隔てて茶の間があるが、窓がないので暗い。
日中でも、照明を点灯しないと、過ごせないような暗さだ。
この時点で、数少ない候補から外せざるを得なかった。
残念・・・・。
その日は、一旦、ホテルに戻って、夜は楓で一杯だったが、往復1時間以上なので、辛い・・・。
2日目。
テラスハウス(2階建て連棟式)のオーナーは、中華系マレー人で、アロースターへ出発する前から、何度も連絡を取り合っていた。
取り合っていた。と言うより、「韓国人か?」「観光で短期で借りたいのか?」「どうしてランカウイ島から引っ越したいの?」「家族は何人?」「仕事は何をしているの?」などなど、あ~でもない、こうでもない。と、やたら質問してくる・・・。
まあ、個人オーナーなので、変な奴には貸したくない。と言うことなのだろう。
2日目の午後から現地で落ち合うことにしたが、約束の時間の数時間前に彼からSMSが着信した。
「他の人に貸すことになった。ごめんなさい」だって~~~~・・・・・・。
はあ~~~?
数時間で借り手がそんなに簡単に決まるか?
それも短時間で・・・。
こりゃあ、「変な奴」に、分類されちゃったかな?
細君と二人で「これからどうしよう?」と、相談していると、先ほどのオーナーから再度SMSがあった。
彼は、理不尽な断り方をしたので、悪いと思った。と言うか、他に振ったようだ。
「私の友人が新しくて安い賃貸物件を持っているので、紹介してあげよう」と言う内容だった。
ま、予定はすべて潰れたし、これから先、当てもないので話に乗った。
アマンセントラルで彼と待ち合わせて、彼の車について行った先はここ。
比較的新しい閑静な住宅街で、セキュリティがあって、よさげだ。
物件は、セミデタッチで賃貸料は家具なしでRM800とのこと。
所有者は個人オーナーで、少し日本語が話せる。
間取りは悪くないし、室内は明るくて綺麗だし、何といってもキッチンが素晴らしい!!
かなり気持ちが動き始めたころ、細君が「実は猫を飼っている」と、話した途端、オーナーの顔色が曇った。
「何匹飼ってるの?」と、質問されたが、まさか10匹以上飼っているとも言えず・・・誤魔化しておいたが・・・。
どうも、猫はお好きでないようだ。と言うより、猫があちこち引っ掻いたり、汚されることが嫌なのだと感じた。
猫は全て去勢していて、マーキングをすることはないし、発情して近所に迷惑をかけることもない。それに、外には出さないので、庭でトイレをすることもしない。
と、説明したが、どうも納得してないようだ・・・・。
で、オーナーが「猫は処分したらいい」と、言い放った・・・・。
これで、このオーナーの人柄が分かったような気がした。
誰も、「借りたい」と、一言も言ってないのに、計算を始めて、前家賃や電気や水道のデポジットなどを書いた紙片を渡された・・・・。
ついでに、「契約更新の時は、家賃を上げるの?」と尋ねると、「多分。10%位上げると思う」と言う・・・・・。
こんな調子でやられたら、すぐにRM1000超えとなることは必至だ。
まあ、その場で断るのもばつが悪いので「明日返事します」と、言って、翌日、電話した。
オーナーは「どうして借りないの?」と不審がっていたが、我が家の猫たちは、家族同然なので、「猫は処分したらいい」と言うのは「家族を殺しなさい」と、言っていることと同じ・・・・・。
人間って、善人を装っていても、ついつい、態度や言葉の端で、その人柄が露わになってしまうものだな~~。
その夜も、楓で一杯。
3日目
さて?このホテルにあと3泊しなければならない。
どうやって、時間を潰そうか?
と、考えていると、最初のエージェントからSMSが着信した。
「3か月後に賃貸を始めるテラスハウスがあるので、見てみないか?」とのことだったが、内部はまだ見られないとのこと。
写真だけ撮ってきた。
物件は、いつでも入居できそうだが、「3か月後」って、何か?意味があるのかな?
写真では分からないが、門のグリルに1m×1m大で、看板のようなものを貼ったような痕跡がる。
これと、同じ大きさの看板を他の住宅で見たことがある・・・・。
「差し押さえ物件」・・・・。
まあ、エージェントが介在するのだから、権利関係に問題はないと思うけど・・・それにしても、いやだな~こういう物件・・・・。
3日目の夜も、楓・・・・。
4日目、5日目。
新たに賃貸物件のオーナーにメールを送るも、全く、返信なし・・・・。
後でわかったことだが、マレー人って、言葉の問題から外国人には貸したくないそうだ。
それに、外国人は豚肉を調理するので、嫌がられる。
こうして、ランカウイ島脱出計画は、失敗に終わった・・・・。
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