昨夜、就寝前に避難準備をした後、就寝した。今朝は予定どおり起床して、小惑星を観察しようとしたが、薄曇りで全く視認できなかった。午前3時30分まで西の空を眺めていたが、大気圏突入と言う大事件にはいたらなかったので、倉敷科学センターがUSTREAMで配信しているライブ映像を確認後、再度就寝した。
今朝、ネットニュースを確認すると小惑星の高度は約27,000Kmとなっていたが、事前の軌道計算では確か27,700Kmと発表していたはずだ。700Kmも地球に近かったじゃないか!
と言うことは、軌道計算には2.7%の誤差があったと言うことだ。この誤差を多いと見るか?少ないと見なすか?微妙なところだが、小惑星の重さを推定しての計算だったろうから、この誤差は少ないと考えた方が妥当なのかもしれない。
いずれにしても、地球に落っこちなくてよかった。
さて、マレーシアでのロングスティは、この先5年続けるつもりだ。極端な円安になればその時点で帰国するつもりだが、多分、そうはならないだろう。
ビザは、2017年で切れるので、もしかしたら再度更新するかもしれない。8年前、日本人会で説明を受けた際、「MM2Hビザの取得は今後徐々に厳しくなるので早めに取得した方がいい」と言う話があった。
観光省ともじっこんの関係にある方の説明だったので、当時は「そうなるのかな~」と漠然とした感慨しかなかったが、今、事実そうなっている。
今後、MM2Hの制度が廃止になることはないと思うが、益々厳しくなるのかもしれない。それでは何故、政府は引き締めをしているのか?
1996年にMM2H制度の前にあったSilver Hair Programからのビザの取得者数は約19,500人だそうだ。
マレーシアの人口は約2,750万人だから、MM2Hの全人口に占める割合はたったの0.07%だ。
MM2Hビザで就労している者もいるが、外国人労働者は、未登録者も含めて200万人以上いると推定されているので、MM2Hビザ取得者がマレー人の仕事を食っている根拠にはならない。だから引き締めの理由にはならない。
シンガポールは、外国人を受け入れているが、不動産価格が上昇して、シンガポール人の仕事も外国人に食われているそうだ。
マレーシアでは、MM2H取得者の不動産の最低購入価格を25万RMから50万RMに引き上げた。(一部州で異なる)
今後は、100万RMに引き上げるような案もあるらしい。この政策から見えてくるのは、MM2H取得者が不動産売買を繰り返して、シンガポールの様に不動産価格が高騰するのを防ごうという意図があるのかもしれない。
これが引き締めの理由なのかもしれない?が、ちょっと待て!人口の25%を占める中華系が、もう既に、売買を繰り返して、不動産高騰を招いているではないか!
もし、引き締めの理由が「不動産高騰を防ぐため」というのなら、もう完全に手遅れだし、政府の施策は後手後手で、的を外れている。
マレーシアの公的アパートは、新規購入後5年間(?)は確か、転売禁止になっているはずだ。そう言う制度を民間にも適用すれば、こんなに不動産は高騰しなかったと思う。(そう言う制度があるのかもしれないが、転売禁止を10年とか15年にすればいいのだ)
以上、本日の記事は、的を外しているかもしれないが、MM2H取得が厳しくなっている理由について考えてみた。