2013年2月1日金曜日

日本食は調味料さえあればどうにかなる

 渡馬直後、ペナン島のガーニープラザにあるコールドストレージに買い物に行って、細君は愕然としたそうだ。

 何を買ったらいいのか?と言う表現は適切でないが、日本なら、ある食材を見つけて、「よし今夜はこれを作ろう」と、レシピの材料が頭に浮かぶが、その当時は、メインの食材を見つけても、それに付随する材料が見つからなかった。それで途方に暮れたらしい。

 まあ、私はビールさえ飲んでいれば、それでいいのだが・・・・・。

 あれから、5年・・・・。どの店に、店のどの棚に、何が売っているか、だいたい把握できるようになった。なので、日本食を作る上で、あの店であれを買って、こうして、ああしてと、予定が立つ。

 我が家の日本食と言えばカレーライス、太巻き、いなり寿司、押し寿司、ちらし寿司、おにぎり、肉じゃが、煮しめ、厚焼き卵、焼き魚、納豆、鶏麺、スパゲッティサラダ、なます、炒飯、シチュー、天津飯、八宝菜、オムレツ、冷しゃぶなどが代表的料理だ。

 ジャスコのJAPAN FOOD売り場で我が家が購入するものと言ったら、ミツカン酢、キッコーマン醤油、めんつゆ、鰹だしの素、わさび、削り節、板海苔、カレーの素、キューピーマヨネーズ、海苔の佃煮くらいで、ほとんどが調味料だ。

 そして、プチョンのダイソーでは、シチューの素、ナメコの瓶詰め、料理酒、みりん、水出し用のお茶を購入するくらいだ。

 だからマレーシアで、日本食を作ると言っても、それほど高上がりになることはない。調味料以外のものは、ローカルの食材で十分間に合う。

 最近我が家では、鶏麺をランチに作る。鶏麺は新婚のころ、小腹がすいたらよく二人で近所の食堂で食べた、思い出の一品だ。

 ジャスコでそうめんを買うと高いので、我が家の近所のスリコタで「上海麺」という、そうめんに似た麺を購入している。340g入りで3.20RMだ。日本製の半額位だ。


 鶏麺のタレは、削り節でダシをとって、醤油、鶏肉、鰹だしの素、めんつゆ、椎茸などを入れて作る。これが結構、懐かしい味で、我が家の定番となりそうだ。


 我が家で使う、ローカルの調味料は、醤油(キッコーマンの方が美味しい)、マヨネーズ(キューピーの方が美味しい)、オイスターソース、鶏ガラスープ、紹興酒、ワインビネガー、塩、砂糖、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、トマトケチャップなどだ。

 調味料以外では、片栗粉、小麦粉、パン粉などもローカルのものを使っている。

 これから、マレーシア移住予定の方、料理が得意なら心配はない。と思う。マレーシアで大概のものは入手できる。

 先日も、ジャスコで刺身の盛り合わせ(32RM)を買って、自宅でちらし寿司にして食べた。レストランで食べるとこの倍は掛かるし、ネタの量と酢飯の量は自分で調整できるので、断然、自炊の方がコストパフォーマンスに優れている。