ランカウイ島では、政府の新ブランド戦略「ナチュラリー・ランカウイ」が最後の年を迎えている。
何でも、2011~2015年の4カ年で、売り上げ38億リンギ(約1200億円)と300万人の観光客を誘致すること。更に世界でトップ10 アイランド・ホリディ先を目ざしているらしい。
300万人の観光客がランカウイ島に観光に来て、1200億円のお金をランカウイ島に落とすとすると、一人当たり4万円。と言う計算になる。
マレーシアリンギに換算すると、一人当たり1.350RMだ。
例えば、マレー人家族4人が、ランカウイ島に観光に来たとすると、一家族で5,400RMを、ここで消費することとなる・・・・・。
4年間で、ある家族が毎年ランカウイ島に来たとすると、毎回、1350RMをここで使うこととなる。
まあ、その位は使うかも知れないが・・・・・。
毎年は来ないだろう・・・・。
これは定かではないが、マレー人の平均月収が約5,000RMらしい・・・・。
日本の平均月収でさえ約315.000円だ。
私的には、これって、本当か?って、疑いたくなるが、そうらしい。
月収が1,000RM以下の家庭が8.9%と言う統計もあるし、所得税を払っているのは、国民の10%と言う話もある。
ので、この統計は、にわかには信じがたい・・・。
と言うことで、マレー人が、1か月分の給料を4年間で、ランカウイ島で使うだろうか?と言う疑問が残る。
まあ、これは、あくまでも目標値だし、ランカウイ島に観光で来るのはマレー人ばかりではないので、何とも言えないが・・・・・・結果の発表が楽しみだ。
話変わって・・・・。
一昨日のこと。
いつものように散歩に出掛けて、帰路、クア橋を通りかかった。すると、若いマレー人女性とその息子らしい子供が、海の方を見ている。
その視線の方向を見ると、その女性の旦那らしい男性が、籠をクア川に投げ入れるところだった。
籠にはロープが付いていて、後日、引き上げるのだろう。多分、これはエビ籠だ。
男性が戻ってきたところで
「Udang?」
と話しかけてみた。「ウダン」は、マレー語でエビの意味だ。が、二人ともキョトンしている・・・。もう一度「Udang?」と、質問すると、男性が
「Do you speak English?」
と、問いかけてきた。
あのう・・・・。私はマレー語を話しているんですけど・・・・。
仕方がないので「Do you want to catch prawns?」と、言い換えると「そうだ」と返事が来た。
彼らはどこからどう見てもマレー人なんだけど・・・・。
それにしても、クア川のエビは食いたくないな~・・・・・・。