人間の目は、カラーだ。これは疑いようのない事実だ。が、猫は昔は白黒と言われていたけど、現在ではカラーだと分かっている。猿もカラーらしい。
では、何故?人間を含めた動物の目が、カラーなんだろう・・・・。
それは、昔、リンゴや柿など果実が熟したことが、知覚できるように発達したためだ。と言われてきた。
が、最近の研究では、相手の顔色を読むために、カラーの視覚が発達した。と言う研究結果がある。
集団生活を営むためには、人間関係を円滑にやり過ごす必要がある。相手が怒っているのか?喜んでいるのか?
喜怒哀楽の激しい人物なら、それを判断することは容易いことだが・・・・。
人情の機微を読むのは、難しい・・・・。
が、心の微妙な動きは、顔色に反映される。
って、毛むくじゃらの猫や犬の顔色をどうやって、読むのか?と言う疑問が生じるが・・・・。顔の毛の生えている面積が少ない動物ほど、視覚が発達しているそうだ。
濡れタオルを枕にして昼寝中のさくら
と言う話と、似ているようで まったく関係のない話だが・・・。
我が家では、ランカウイ島にあるペットショップ2軒で、キャットフードを購入している。
マレーシアのどこのスーパーも在庫管理がいい加減だが、ペットショップもご多分に漏れず、よく商品が在庫切れとなる。
なので、我が家ではこの2軒をいいように利用している。
で、その一方のショップの店員。
- 年齢30歳位
- 身長165cm位
- やせ型
- 面長
- 顔色黒色
ハッキリ言って、私達より酷い・・・英語だ・・・・。
このペットショップがオープンしたのは確か、1年半位前だったと記憶している。いつもこの男性一人で、店番をしている。
が、初対面の時に、気づいたことがある・・・・。
随分、両目が黄色いな~?・・・・・。(すまないが顔色の話ではない・・・・。)
普通に考えると、「黄疸」がでている。と言うことになるが・・・・。
で、約1ヶ月前、このショップを何度か訪れたが、いつもシャッターを下ろしている。
なので、細君がお隣の店に聞き込みを掛けると、何でも肝臓を悪くして入院している。と言う話だ。
だろう!!・・・・。
何で?肝臓が悪くなったのか?と言う原因の追及はしないこととして・・・・。
昨日、キャットフードを買おうと別のショップに行ったが、こちらはほとんど在庫切れ・・・・。
仕方がないので、開いているかどうか分からない黄疸のお兄ちゃんの店に向かった。
お兄ちゃんは、生きていた・・・・。
が、目が黄色いのは以前のままだ・・・・。
「肝臓は良くなったのか?」と尋ねると、着ていたTシャツの裾をまくり上げて、肝臓とは反対側を指し示す・・・・。
はあ~?・・・・・。
彼の意味不明の英語を訳すと、どうやら細君と同じ「帯状疱疹」に、罹患していたようだ。
彼のボディランゲージによると、帯状疱疹は彼の腹を一周したそうだ・・・・。
その湿疹の痕跡が・・・・おぞましい・・・・・。
で、細君が「病院へ行ったのか?」と、尋ねると、彼は
「traditional kampung」
と、答えた・・・・。
細君と二人で思わず 「エエ~~ッ!!」と、声を張り上げた・・・・。
彼が言おうとしていたのは、多分
「村の伝統的な治療を受けた」
と言う意味だと思うが・・・・。
それって、
- 祈祷師
- 薬草
って、ことか?!
やっぱりここは・・・・東南アジアのマレーシアに間違いない・・・・。