約30分から降り続いたスコールのお陰で、気温は1.1℃降下した。すずし~~~い。
フリーペーパーの「Senyum」(セニョ~ム)が、初刊から5年が経過したそうだ。そう言えば、2010年にランカウイ島に1ヶ月間滞在した時に、お友達から初刊号を渡された記憶がある。
あれから、5年か~。早いな~。
当時のセニョ~ムは、今より薄かった。
内容が薄い。と言う意味ではない。実体が薄かった。と言う意味だ。
まだ、発刊したばかりで、スポンサーが少なかったので、広告も少ない。なので、その分、薄かったのだ。
5年経った今。厚さは初刊の倍にはなっている。
2015年4月号
KL在住時は、日本人会に立ち寄れば、それらを手に取って自宅に持ち帰ったものだが・・・・。余り目は通さなかった・・・・・。
有益な情報もあったが、それよりも、スポンサーのこれでもか~。という宣伝が勘に障った。ここまでコテコテにするか~・・・。と言うフリーペーパーもあった。
セニョ~ムも、スポンサーの広告は結構、掲載している。
が、サラッと流しているのがいい。
あくまでも、主役は記事で、スポンサーの宣伝ではない。
ここを履き違えると、本末転倒。となる・・・・。そう言う履き違えフリーペーパーのターミナルは、ゴミ箱と相場が決まっている。
フリーペーパーであっても、本棚にファイルされるような品格を保って欲しいものだ・・・・。
で、セニョ~ムの4月号の表紙を飾ったのは「魚勝さん家の食卓」だ。
「魚勝」は、KLのハタマスショッピングセンター向かいにあるそうだ。が、その店主である伴野さん宅の家庭料理をセニョ~ムが取材した。
伴野さんの奥さんは中華系で、家庭では中華料理を日本人向けにアレンジしているそうだ。その一部の料理のレシピと写真を掲載していたので、私も作ってみた。
ザーサイと豚肉の炒め物・・・。
あのう・・・。全然、色が違うんですが・・・・。まるで、丸焦げのようだ・・・・。
魚勝のザーサイと豚肉の炒め物
でも、色はどうであれ、レシピは簡単で、うまかった。
この記事で参考となったのは、中華料理で使う調味料だ。以前から中華料理の調味料には興味があったので早速、近所のスーパーテオスーンで買ってきた。
- 右がブラックソースの「Thick Soya Sauce」
- 左上が「腐乳」
- 左下が「トウチジャン」
ランカウイ島のシーフードレストラン「ワンダーランド」で、とてもうまいブラックソース味のイカ炒めがある。
あの味を再現できないものか?と、かなり前からブラックソースを探していた。
が、売り場に並んでいるソース類には「ブラックソース」という表示がないので、どれがそうなのか?まったく分からなかった。なので、この記事はとても参考となった。
今回のザーサイと豚肉の炒め物も、このソースを使った。なので、真っ黒なのだ・・・。
が、売り場に並んでいるソース類には「ブラックソース」という表示がないので、どれがそうなのか?まったく分からなかった。なので、この記事はとても参考となった。
今回のザーサイと豚肉の炒め物も、このソースを使った。なので、真っ黒なのだ・・・。
まあ、このソースだけで、ワンダーランドの味を再現できるわけはないが、とっかかりは出来た。
腐乳・・・・・。豆腐を塩水中で麹によって発酵させたもので、赤麹を使ったものが、濃厚でご飯に載せて食べても美味しい。とのことだったが、しょっぱくて、このままでは食べられない。が、お粥のトッピングにはいいかも知れない。
また、炒め物に入れると、いいらしいが、でも、この発酵臭は癖になりそうだ。
トウチジャンは、大豆を潰して発酵させたもので、味は諸味に似ている。が、出来損ないの納豆にも似ている。
これを生のキュウリにつけて食べると、ビールが進みそうだ。が、ネギ味噌にしてみても、うまいかも知れない。
これを生のキュウリにつけて食べると、ビールが進みそうだ。が、ネギ味噌にしてみても、うまいかも知れない。
中国に興味はないが、さすがに食に関しては、凄いな~と、思う。
まあ、文化大革命で、裕福層や知識層は殺したが、料理人は殺さなかったのだろう・・・・。