2013年1月10日木曜日

毎日スコールなのに水不足? ~新聞ネタ~

 2013年1月8日付 「the star online」に「アンパンとチェラスでチャイニーズニューイヤーまで続く水不足」と題した記事が掲載されていた。

 これを読んで、え~?水不足なの?と、私は驚いた。昨年の雨季の季節に雨が降らず、計画的断水の噂が流れたKLだったが、その後、毎日のように、これでもかと言う位スコールが降っているので、水不足は解消されたものと考えていた。

以下訳
クアラルンプール発:

 クランバレー(首都KLとその周辺の衛星都市を含めた地域)の水不足は、Syabas(水道局?)によると、特にアンパンとチェラスが2月のチャイニーズニューイヤーまで続くことが予測される。

 両方のエリアでの水供給状況は、綿密に監視されるだろう。そして水道局は毎日の基準の最新状況を住民達に更新するつもりだ。と重役のタン・スリ・ロザリ・イスマイルは語った。

 彼は、水道局は、影響を受ける住民達を支援するため、専門のスタッフとそうでないスタッフが各部局に配置された。と語った。

 それは、綺麗な水を住民に供給することが我々の義務であり、パイプで供給はできないので、大型貨物やタンクローリーで給水するつもりだ。私達は、住民の家に水を運んで水不足を支援するつもりだ。と彼は語った。

 ロザリは、約200人のスタッフが割り当てられたエリアに配置される以前に、彼らからの状況報告を受けて対処していた。と水道局本部で火曜日に語った。

 彼は、水不足によって影響された人たちに、支援を希望する住民は、ボランティアとして登録することを水道局本部に連絡を願いたい。そして危機的エリアに配置されるだろう。と語った。

 約1000人の水道局スタッフは、2週間前に水不足が始まったときに、450人の専門スタッフを含め既に配置され、24時間体制で活動している。

 ロザリは、水不足は、時々需要が増大することや、改修工事や州政府による現在の水供給システムの更新または交換を含んだ計画の一時停止によって、水道水の不足が長引くだろう。と語った。

 水道局広報課マネージャー ノーハスリナ・イブラヒムは、ワングサ マジュのポンプ場は、毎日18万キロリットルの水を汲み上げる能力があるだけだ。影響を受けるエリアの全ての消費者の必要量より4万キロリットル不足だ。とBernama(通信社)に語った。

 全ての消費者に十分な水を供給するには、そのポンプ場は、毎日少なくとも21万キロリットルを汲み上げなければならない。しかし私達は、現在のポンプを使いすぎたり、オーバーロードさせてしまっては、より酷い水不足の原因となってしまうので、そうすることはできない。と彼女は語った。

 

 以上のような報道内容だが、これからすると、雨不足が水不足の原因ではなく、供給が需要に追いついてない。その背景として水道処理設備の老朽化と予算不足が原因のようだ。

 チャイニーズニューイヤーまで水不足が続くと言うことだが、そんなにニューイヤーって、水を使うのかな~? 
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