以前から気になっていた。ホーカーで客が飲み残したジュースやお茶を、どう処分しているのか?
衛生観念のないマレーシアだから、客の残した飲み物をリサイクルしていないか?と、ず~~と疑っていた。
ある時、タマンデサにあるホーカーのカウンターで、カウンター上のコップ5個位に、別のコップからチャイニーズティらしい液体を、注いでいるのを見た。
最初は、飲み残したチャイニーズティを集めて、リサイクルしているのかと疑ったが、公衆の面前で堂々とやってるから、疑いはちょっと薄れた。
しかし、疑いは消えない。
通常、チャイニーズティは、黒茶系で、お湯に浸すと真っ黒い液体となる。ここで、仮に大きなやかんでチャイニーズティを作ったと仮定しよう。
私達がホーカーで飲んでいるチャイニーズティは、かなり薄められたものだ。コップに氷と水を入れて、そこに原液が注がれる。
やかんは重たいので、直接氷と水の入ったコップに原液を注ぐのは非効率的だ。そこで、空のコップに原液を注いだ後、氷と水を入れたコップに原液を入れたコップで注ぐ。
こういうシチュエーションだと、私の目撃した状況と一致するが、・・・・原液の入ったコップの液体の色は、それほど濃くなかったような気がする。
まあ、これは、想像の域を出ない、考察だ。
もう一点。
先日も、同じホーカーでじ~~~っとカウンターの様子を観察した。飲み残した客のコップが運ばれてくる。
洗い場で、16歳位の男の子がコップを洗い始めるが、手先が動いている様子がない。ただ、水道水をコップに注いでいる感じだ。
その直後、男の子は、後方を振り向いてコップの氷を、どこかの容器に投げ入れた。氷が他の氷と衝突する「ガシャ~~ん」と言う音が聞こえた。
通常なら、飲み残したコップの氷と液体は、流しにそのまま流して、直ちに洗いにはいるだろう。内部の様子を直視できないので、これも想像の域を出ないが、どうも、氷を使い回ししているような気がする。
私達は、A型肝炎の予防接種をしているので、感染のおそれはないが、なんだか気持ちの悪い話だ。
ホーカーでは、飲み物の注文は任意なので、今日からお茶持参で行くことにする。