アンパン地区は、日本人にも人気のエリアだ。多くの方が毎日大変なおもいをされているのだろう。車のある方なら、ポリタンクを車に満載して友人宅からでも拝借できるが、そうでない方にとっては、給水車が唯一の頼み綱だ。
一日も早く、水不足が解消されることを願う。
ところで、「the star online」では、この水不足を「water crisis」(水危機)と表現しているが、拙ブログでは水不足と言い直している。
この言い換えが妥当かどうか分からないが、この水不足の主原因は、雨不足ではない。水道局の危機管理の問題だと思う。
この騒動が、一件落着した後は、責任追及がされるのかな~?
以下訳
クアラルンプール発:
14日目入ったアンパン、チェラスそしてゴンバックの水不足に怒りが爆発している。
水道局の給水車は、影響を受けている地域を動き回っているのかもしれないが、支援要請をしても時々しかこない。と給水に来ていた住人は語った。
タマンバクチの住人ジェリイ・ライ(40歳)は、給水車が彼の住んでいるエリアに来たのはこれが最初だ。と語った。
彼は「誰がこの状況の責任をとるのか?」と尋ねた。
両親と暮らしているライはまた、長期化する断水が、来月のチャイニーズニューイヤーのお祝いに水を差すことが特に心配だ。
「水なしでどうやってニューイヤーを祝うことできるのか?」
キャロル・チェン(50歳)は、彼女のオフィスで入浴することを強いられ、家庭の雑事にはミネラルウオーターを使っている。と語った。
「私は、水を集めるため街の外に出ている」と二人の主婦が語った。
退職者のカンニアマ・スブラマ-ニアム(59歳)は、この水不足は1998年の水不足の時と同じ位深刻だと語った。
「彼らは二度とこのようなことは起こさないと約束したのに」と、月曜日のPonggal(タミルの収穫祭)計画が台無しになるかもしれないと心配しているカンニアマが語った。
パンダン ウタマ2の住人 モハメッド・ノア・アワンは、彼らは給水車が来ているだろうと言う時に知らされなかった。と語った。
彼は、その状況は、それらに住んでいる高層アパートの住人にとっては最悪だ。と付け加えた。
ちょうど先週、女性が、彼女のアパートの4階にバケツの水を運んでいる最中に流産で苦しんだ。とノア・アワンが語った。
タマン センパカの住人 ムスタファ・アル-バカリ・ラウア(60歳)は、水不足は、ムスリムにとってもお祈りを執り行うことを難しくさせる。と語った。
「私達は、お祈りを執り行う前の身を清めることも難しいと感じている」とムスタファは語った。
企業はまた、彼らの業務が中断されたと多くの人が言うように多大な打撃を受けた。
スリ パユン センタリング サービスのマネージャー マイムナ・オスマン(50歳)は、彼らは洗濯や料理のための水を給水車が現れるまで待たなければならなかった。と語った。
彼女のパンダン ウタマのウエットキッチンは、雨水がポットに満たされ山積みされているが、それでも足りない。と彼女は語った。
「全ての水は、どこへ消えちゃったの?ず~と雨は降ってるし、乾季でもなかったのに」と彼女は語った。
ここで自動車修理工場を運営しているチャン・シェウ・ボエイは、工場の水タンクの補給のためアンパンジャヤの自宅まで毎日行き来する羽目に陥っている。
「私達は、エンジンや車を洗うため、そして仕事を終えた後、整備士がそれらを綺麗にするため水が必要だ」とチャンが語った。
インドのムスリムレストランで働く ヌルル・ファフィザーは、マネージャーは、お茶やその他の飲み物をレストランに持ってくる前に、彼の自宅で入れている。と語った。
「私達はまた、マネージャーの家で器具を洗っている」とヌルルが語った。