2017年7月12日水曜日

海を埋め立てて、商業施設を建設している場合じゃあ、ないでしょ!!

 今朝の天候は晴れ。外気温26.4℃。昨日は雨のち曇り。昨夜の室内気温は28.4℃。



 マレーシアのごみの分別収集につては、過去記事でも投稿しているが、マレーシアでは国家規模でごみを減らそうということで、2007年に「固形廃棄物・公共清掃管理法と固形廃棄物・公共清掃管理公社法」が制定された。

 それから8年後の2015年9月1日から、一応分別収集が開始されたが、ちと、体制が整うまでの時間が、掛かりすぎじゃないか?と思うし、分別収集開始事態が日本よりも15年も遅かった。

 日本では、いわゆる「容器包装リサイクル法」が1995年に制定され、2000年には完全実施されている。

 

 ランカウイ島のクア川河口に架かっているクアブリッジ付近に
  1. Reduce(減量)
  2. Reuse(再利用)
  3. Rcycle(再生)
と書かれた看板が掲示されている。

 これは分別収集の旗印、いわゆる「3R」と言う概念だ。

 別にマレーシアが考案したものではなく、これは世界的な潮流だ。

  3Rを実施できる体制を整えるまでに、マレーシアでは8年を要したと言うことなのだろう。

 
 ところで、ランカウイ島のゴミ処分場が飽和状態で、もうゴミを埋める場所がない。と言う風評を聞いた。

 で、事実を確認するため、昨夕、ゴミ処分場に行って来た。

 こんな状態。


 前景の建物の背後に白っぽい山があるのが、お分かりになるだろうか?

 もう、埋める敷地がなくて、ゴミはぼた山のように積まれている。

 もっと、接近して撮影しようとしたが、処分場出入口に職員がいたので、まさか堂々と撮影することも憚られ、仕方なくこんな写真に・・・・。

 ゴミのぼた山は、高さは4階建ての我がアパートと同じくらいで、長さ約100m、幅は約50mってところか?

 こりゃあ、誰がどう見ても、限界点に達しているのは明らかだけど、これからどうすんの?

 今更3Rをやったって、このゴミの山が小さくなるわけでもないし・・・・。

 他に新たな処分場を確保するしかないと思うけど、用地買収には近隣住民の猛反対が巻き起こることは必至だし、何といってもここは島だから土地がない・・・・。

 海を埋め立てて、商業施設を建設している場合じゃあ、ないでしょ!!



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