2012年12月12日水曜日

このとおりやれば、アジの一夜干しができるぞ~

 我が家で購入する生魚は、鮭、アジ、キスが主だ。テラピアやナマズ、ヒラメみたいな魚も買って、つみれにしたり、ソテイで食べることもある。

 そうそう、鰹もタタキで時々食べる。鰹は1本10RM位だ。日本の鰹に比べて脂がのってないが、3枚におろして皮を剥いで、小骨を抜いて、串を刺してガスで炙る。生ショウガとポン酢で我が家は食す。う~たまらん。ビールがすすむ~。

アジのタタキ

 冷凍物ではジャスコに鯖が売っているので、時々買ってきて押し寿司にする。押し寿司は、鯖の他に卵焼きとスモークサーモンが我が家の定番だ。 

 鮭は、焼いておにぎりの具にすることが多い。キスは天ぷら、アジは一夜干しにして焼いて食べることがほとんどだ。

 5年前、渡馬した頃は、鮭のみであった。5年たって少し生魚のバリエーションが増えたが、未だに魚売り場は、未知の世界だ。北海道育ちということもあって、南国の魚は苦手だが、ここで暮らしている以上、そうも言ってられない。

 テスコの魚売り場のアジと鮭はまあまあ新鮮だ。解凍ものだが、焼いて食べるには問題ない。鮭は脂がのってうまいが、アジはそのままではパサパサして美味しくない。我が家ではアジを一夜干しにしてよく食べる。

 一夜干しにすることによってタンパク質が旨味に変わり、脂もジワ~っと浮き出てくるので、南国のアジも上等品へと変貌する。

 一夜干しの作り方は簡単だ。(アジ5尾分)


  1. 背割りにして内臓とエラを取り除いて、水洗いする。
  2. 水1リットルに塩20グラムを溶かして、2時間アジを塩水に漬ける。(急ぐときは40グラムにして1時間漬ける。また、アジ10尾の時は水2リットル、塩40グラム、2時間)
  3. 流し台など汁が落ちても大丈夫な場所に、細工をしてアジを吊す。
  4. 扇風機で6~7時間干すと一夜干しが完成する。

 干し始め

完成

 どうですか?いい飴色になっているでしょ。室内干しの難点は、臭いことだ。でも、屋外だとスコールに当たるし、ハエもたかる。自然風は気まぐれだし、湿度が高いので室内で扇風機の風にビュ~ビュ~当てる方が早いし、確実に仕上がる。マレーシアではこの方法がベストだ!(と、思う)


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