以下訳(原文を可能な限り忠実に訳してみた)
日本の保守的な野党が、二度目のチャンスを与えられた、元首相 安倍晋三のタカ派的な安全保障政策と経済の再膨張政策を推し進めるとのことで、昨日の国政選挙で圧勝した。
民主党政権後の3年間を、有権者から見放された野田佳彦首相は、自民党による半世紀以上の支配からの変化を約束していた。
野田首相は、大敗を受けて、党代表を辞任するつもりだと語った。
しかし、投票率の低迷と有権者の真の選択肢がないと言う不満の結果に、安倍は熱狂的な支持でないことを認識した。
安倍は、これは、自民党が完全に信頼を回復したという意味ではないと語った。
私は、これは民主党の政治的混乱に「ノー」を示した結果だと思う。国民は、自民党が期待に沿えるどうか、厳正に見守るだろう。
安倍は、日本の防衛を増強して、尖閣諸島の領有権論争で中国に抵抗することを選挙運動の公約に使った。その結果として勝利を収めた。彼は、不退転の決意を示した。
彼は、中国は、尖閣諸島が日本固有の領土だという事実に異議を申し立てている。我々の目的は異議申し立てを止めることだ。私達は、日本と中国との関係を悪化させるつもりはない。と語った。
最初の任期の2006~2007に首相として不名誉に終わった58歳は、何年にも渡ったデフレ後の低迷と、急騰した通貨が輸出企業を圧迫したことによって、最悪となった経済立て直しを誓約した。
彼はまた、大津波の際に破壊された東北に依然として残されている瓦礫を処分して、元の状態にすると同時に、インフラ整備の支出を増加させる提案をした。
安倍の提案は、地方をほとんど使われない橋や無駄な道路だらけにした、前世紀の自民党の「土建国家」に回帰するものだとして、反対者から批判された。
NHKテレビは、公式結果と独自の出口調査の両方に基づいた引用予測は、民主党の39議席に対して、自民党は未確定の95議席とともに、最低でも255議席と勝利した。と発表した。
こんな感じの訳だが、赤字の「支配」と「不退転の決意」は、辞書に載ってないので、適当な訳を付けた。
unbroken rule~支配
no signs of rowing back~不退転の決意
マレーシアは、日本とは領有権争いをしていないので、安倍氏の政策やそれに対する批判、選挙結果を淡々と報道した感じだ。マレーシアにとっては、日本の政権担当党が民主党であろうと、自民党であろうと、ODAで資金供与してもらえばいいのだろう。
フリー新聞の悲しい性だな~。