2012年12月9日日曜日

ロングスティに車は必須アイテムだ!

 MM2Hロングスティヤーの車両所有率は、かなり低いと思われる。具体的な数字は分からないが、おそらく20パーセント位か?多くても30パーセント位ではないだろうか?

 5年前、渡馬直後に車なしの生活を2ヶ月間続けたことがあるが、正直しんどかった。このくそ暑いマレーシアで、ピーカン照りの屋外を歩くのは、正に地獄だ。汗をかかずに歩けるのは、せいぜい300メートル位だろう。

 日本で車を運転されていた方でも、マレーシアでは運転されない方が多いように思う。その原因は、交通マナーの悪さと交通量の多さにあると思われる。

 でも、「習うより慣れろ」という言葉は、マレーシアの運転にも通用する。最初は、交差点でどの信号を見ればいいのか一瞬戸惑ったり、左ウインカーを点灯せずロータリーから出てくる車と衝突しそうになったり、バイクを轢きそうになったりするが、何度か危険な目に遭えば、自然と感覚が磨かれてくる。1ヶ月後には、車を運転しなかったことを後悔するだろう。

 ロングスティ開始後、1年未満で帰国される方の中には、運転をされない方が多いと思う。もし、私もここで運転していなければ、1年で帰国していたと思う。それだけ、車なしの生活は厳しい。ロケーション的に便利なエリアに住んでいても、行動範囲は限定されるので、飽きてしまうように思う。

 話はちょっと変わるが、こんなことがあった。いつもお世話になっている不動産エージェントから突然電話があった。「日本人でKLに来たばかりで右も左も分からないご夫婦がいる。同じコンドで友達を探している。ちょっと会ってくれないか?」と言うような内容であった。

 私は「エッ~!」と思った。マレーシアでは日本人コミュニティの一員にはならないぞ。と決めているので、こういうことが一番困る。渡馬したばかりと言うことは車もないはずだ。そんな方達と会って足代わりにこき使われたら、たまったものではない。

 案の定、車はないらしい・・・・。丁重に(ずばっと)お断りした。後日そのエージェントから話を聞いてみると、日本人会や病院への送迎でこき使われて、困り果てて私の方に振ってきたらしい。自分が手を余しているのに、人に振るか~。

 何でも、携帯電話も掛けられない。タクシーとの交渉もできない。日本人会や病院へのタクシー代ももったいないらしい・・・・・・。そのご夫婦は。

 他のブログを読んでみると、最近、こういうMM2Hが増えているらしい。ロングスティの基本はできなくても挑戦してみることだ。しかし、英語力や個人の能力でできないことはある。そう言うときはお金を使うべきだ。サポート業者に依頼するとか、友達に有料で依頼するとか。

 何でも、タダではない。私達も結構お金を使ったし、痛い思いもたくさんした。マレーシアが嫌になったことも一度や二度ではない。

 友達を探す前に、その依存心を何とかしなければ、誰も友達はできないよう思う。



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