2012年12月2日日曜日

家探しはこうやってやる


 私は、ペナン島に住んでいるときにはロングスティサポートセンターのシャー社長に全てをお任せしていたが、KL引っ越しに際してはKL在住の知人や自らエージェントにメールして物件を探した。

 シャー社長に依頼するときは、家賃や階数、3ベットか2ベットか、エリア等、自分の希望を伝えて、あとはシャー社長が不動産業者に手配して、希望に合致するような物件をピックアップしてくれた。

 見学当日は送迎から通訳や家賃の交渉など可能なことは何でもサポートしてもらえる。もし、物件が気に入ったら仮契約から本契約まで全ての行為についてサポートしてくれるので安心だ。また、引っ越し後の電話やインターネット、郵便局への移転届けも代行してもらえるし、入居後のトラブルもオーナーと交渉してもらえるので、英会話の出来ない私達は大変助かった。

 KLに引っ越して知人等と探した物件に入居したが、入居わずか3ヶ月で「売りに出したいので部屋の中をバイヤーに見させて欲しい」とメールが来た。コンドの賃貸契約は2年だったので、これは明らかに契約違反だ~!と、私は猛烈な勢いで噛みついた。と言っても私は英会話が出来ないので、これはメールでオーナーとやりとりした(読み書きならどうにかなる)

 契約違反だし、契約を誠実に遂行する意思がないと認められる。デポジットを返金し引っ越し代金をよこせ~と、メールしてやった。それでも、埒があかないので弁護士に依頼して、交渉してもらったが、話し合いは平行線のまま。最後は、「デポジット返さないと税務署に通報するぞ~」で、ある程度のデポジットが返金された。まあ、痛み分けと言った結末だったが、いや~な体験をした。

 この時ばかりは、シャー社長の存在って、なんて頼もしかったんだろうと、いなくなって初めて有り難みが分かった。(シャー社長ごめん)

 もし、英語が堪能で、契約書の難解な内容も理解でき、オーナーとトラブルになっても屁とも感じない方は、自分で物件を探すことも可能だ。

 マレーシアにはi Property.comと言う不動山情報サイトがある。掲載されている物件については全く当てにならないが、物件の位置や外観、およその家賃が分かる他、エージェントの氏名や携帯電話の番号が掲載されている。

 重要なのはエージェントの情報だ。私は20人以上のエージェントにSMSを送った結果、約6割のエージェントから返信が来た。返信があればあとはこちらの希望物件を伝え、そのエージェントが希望に合致する物件を抱えていれば、日時を打ち合わせて物件の見学をする。気に入ったら仮契約、本契約して引っ越すだけ。

 この方法は、全てが自己責任だ。ロングスティ初心者の方は、サポート業者さんに任せた方が無難かなと思う。


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