息子が昨年春、マレーシアに英語留学した。クアラルンプールには「ELS Language Centers」と「BRITISH COUNCIL」など、有名な英語学校がある。当初、どちらで学ぶべきか迷ったが、通学経験のある友人の薦めにより、英語の基礎を学ぶならELS、会話重点ならCOUNCILが良いと言うことで、最初はELSで学ぶことにした。
KLのELSはKLCC校、スバンジャヤ校、ペタリンジャヤ校の3校がある。我が家から通いやすいのはペタリンジャヤ校なので、早速入学手続きをした。料金は入学金1,500RM、事前テスト料100RM、保険料400RM、4ヶ月分の授業料8,200RMの合計10,200RMだった。入学金の中に留学ビザ申請料も含まれている。指定の銀行で振り込み、その領収書を提出して正式に入学が認められた。
授業は月~金、8時30分から午後3時20分までで、金曜日は午後0時30分で終了。土日と祭日は休み。事前テストでクラス決めが行われるが、息子の場合は初級の101クラスと決まった。クラスは初級101~103、中級104~106、上級107~109の全9クラスがあり、109を卒業すると修了証書が授与される。これはTOEFLの代わりとして、世界各国の多くの大学で入学基準として認められているそうだ。
時限割りは8:30~10:25までが文法とスピーキング、10:30~11:25までが会話、11:30~12:25までがマルチメディア授業、12:30~13:30までが昼食、13:30~15:25までがリーディングとライティング。マルチメディア授業では、発音をチェックされ、リーディングとライティング授業では、作文が宿題に出されるなど、結構ハードだったようだ。
また、毎週小テストがあり、4週ごとにビッグテストがある。これらの合計点が80点以上に達しなければ進級できない。つまり落第(リピート)で、また4週間同じクラスで同じ授業を受講することとなるので、これは苦痛だ。息子はこれが嫌で、毎夜午前2時頃まで勉強していた。本人曰く「こんなに勉強したことはない」と言うほど勉強したらしい・・・・。
留学ビザを取得すると、通学しない生徒がいるそうだ。つまり不法就労しているわけだが、学校もこの辺のことは熟知していて、遅刻、ずる休みには厳しい態度をとっている。最悪の場合は退学処分で納入した授業料は一切返還されない。
さて、4ヶ月後の息子はどうなったか?・・・・・。日常会話はある程度出来るようになったようだ。しかし、まだまだボキャブラリーが乏しいことから、COUNCILに入学することにした。
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