その際、店員がパチパチとキーボードを打ち始めたので、「何をやってるだ?」と、ディスプレーをのぞき込むと、カード番号をせっせと打ち込んでいた。
あれ?普通、こんなことしないよな。と、思っているうちに、今度はカードをひっくり返した。ありゃ、セキュリティコードを見られた。
カード名義はレシートに記載されている。カード番号は、打ち込まれた。後はセキュリティコードとカードの有効期限とカード会社さえ、一瞬で記憶すれば、悪用可能だ。
しかし、あの一瞬で、全部記憶できたであろうか?私なら10秒後には忘れている。
まあ、悪用されても残高はわずかだ。ネットショップで買い物をしても、ろくなものは買えない。だから、危険を冒してまで悪用する気は起きないだろう。と高を括っていた。
ところが今朝、残高を確認するとマイナス191RMではないか~。どうやって、そんなことができたんだ。プリペイドカードだから支払いの時点で、残高が足りなければ、はねられるはずだ。
う~~ん。わからん??? 細君とレシートを引っ張り出してきて、全て計算した。私の記憶にある残高とマイナス191RMを足すと230RMだ。
なんだこの数字は? マイページから入出金履歴を確認すると、あった!あった!1週間前にタマンデサの薬屋で買った分が、二重請求されている。
早速、薬屋に向かった。この店は、顔見知りなので対応は非常に親切だった。店主が保管しているレシートを引っ張り出してきて、1回しか請求してない。と、断言した。
こりゃあ、カード会社のミスだな。カード会社で説明したら、ことはスムーズに運ぶだろう。と、勝ち誇った気持ちで向かったが・・・・。
カード会社のスタッフが、薬屋の本店(チェーン店だった)のサービスセンターに電話したところ、「二重請求している」と、あっさり認めた。
カード会社のスタッフも、「私の会社のミスではありません。薬屋さんにもう一度言ってください」と、言った感じだ。ジョーダンじゃない。そこまでわかってるんなら、返金の手続きをしろよ!
取りあえず、大元のVISAと協議してから、連絡をくれるそうだ。
日本なら、店の端末から消去手続きができるらしいが、マレーシアはどうなっているんだか。
こういうことが、積もり積もって、帰国する人もいるんだろうな~~。と、思う。
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